頭だけ騒がしくて、世界は静か——その不思議な時間について
満月の朝、そのまだ見えない月のなかで、ふと気づいたことがある。
頭の中では思考が忙しく動き続けているのに、
世界は驚くほど静かで、美しく整っていた——。
朝、ヨガマットの上に立ったとき、ふと気づいたことがあった。
頭の中では、いろいろな思考が賑やかに動いているのに、
周りの世界は驚くほど静かで、整っていて、美しい。
部屋の空気は澄み、
身体はゆっくりと目覚め、
窓からの光は柔らかかった。
外側には何ひとつ混乱がなく、
内側だけが忙しくしている——。
その不思議な感覚に、私は軽く微笑んでしまった。
■ 思考は“古い世界”のまま動き続けることがある
私たちの思考は、
過去のパターンのまま自動で動くことがある。
忙しくしようとしたり、結果を急ごうとしたり、
まだ足りないような気がしたり。
でも実際には——
現実はすでに穏やかで、ゆるぎなく、十分に満ちている。
この“外側と内側の時間差”のようなものは、
意識が変化するときによく起きる。
新しい世界線に入ったのに、
思考だけがまだ前の世界のルールを再生している。
だからこそ、ときどきこんな不思議な現象が起きる。
■ 世界のほうが、先に静かになる
意識が変わるとき、
世界のほうが先に静かに整い始めることがある。
出会いがやさしくなり、
時間がゆっくりと流れ、
景色がひとつひとつ美しく見えてくる。
その変化に、思考が後からゆっくり追いついていく。
「頭の騒がしさは、変化前の“余韻”にすぎない。」
焦る必要はない。
整えようとしなくていい。
ただ静けさに戻るだけで、
意識は自然と今の世界線に一致していく。
■ 意識が整うと、世界は美しさを取り戻す
確かに、私はこの数週間、
世界のほうが私に寄り添ってくるような瞬間をいくつも経験した。
美しい音、
偶然の出会い、
澄んだ空気、
静かな感覚の広がり。
どれも「追いかけたものではなく」
ただ生きているだけで現れてきたものばかり。
そして静かにこう結論づける。
意識が整うと、世界はシンプルに、美しくなる。
それは努力ではなく、
“在り方”の静かな選択なのだ。
✦ Information
世界線が静かに変わるとき、
ふと心に触れるものも変わっていきます。
もし今、あなたの意識が“次の静けさ”に向かっていると感じたら、
そっと、この3つの扉だけ置いておきます。
・12/8~ 1D1U 80th Camp —— 意識を整えるジャーナリング21 Days (Link)
・12/27 Infinity Lab —— 瞑想の科学|早割のご案内(Link)
・プロンプト道場 基礎編 —— 体験価格12末まで(Link)
意識が整うたび、世界はまた少し美しくなる。
今日も、あなたの静かな光がひらきますように。
— 堀口ひとみ