2025.12.3 低山と温泉シリーズ⑦岩岳

令和７年　１２月　３日（水）　参加者：１０名　　ガイド：真鍋雅彦

コース：岩岳第３登山口～岩岳本峰～見晴台往復

温　泉：あぶくま荘

　寒波が入り込む前ぎりぎりのところで宮城県丸森町の岩岳に登ってきました。本来は第１

登山口から第２登山口への周回コースを予定していましたが、岩岳を囲むように流れている

河川工事のためそちらは通行止めで、第３登山口からの往復になりました。この辺の地形は

谷合で河道断面が狭いため大雨のたびに周辺が冠水する被害が発生していて、平成４年から

改修工事が継続されているようです。第３登山口が利用できてホットしました。阿武隈渓谷

県立自然公園に指定されているだけに、河川の整備も安全のために早く終了することを願い

ます。岩岳本峰には羽山神社が鎮座してあり、出発は赤い鳥居を潜って登ります。急勾配に

整備されている階段を登っていくと、身体もあったまってあっという間に岩岳本峰に到着で

す。晴れれば舟形連峰から蔵王連峰、そして吾妻連峰まで見渡せる眺望ですが、この日は雲

が低くその眺望は得られませんでしたが、山名の通り岩の上から見渡せる景色は、足元が切

り立っているだけに高度感が得られて気持ち良かったですね。見晴台までは落葉したふかふ

かの尾根道と、この地域特有の花崗閃緑岩の大岩などを見ながら晩秋の山を歩けました。但

し、岩岳はトンガリ山なのでその下りは少しデンジャラスでしたね。昼食後にパラパラと落

ちてきましたが、濡れもせず寒くもなく無事終了することができました。この地域には大き

な花崗閃緑岩の見どころがあるようなので、大岩のパワーを頂きにまた訪れたいと思いま

す。