行く春やこのピアノには臍がある 円山なのめ
https://cafetalk.com/column/read/?id=165357&lang=ja 【ピアノを弾くときに意識する場所 体編】より
皆様こんにちはピアニストの手嶋沙織です。演奏会の後や、レッスンの時に良く聞かれる質問があります。それが、『ピアノを弾いているとき、体のどこを意識していますか?脱力できなくて困っています!』脱力についてはまた別記事で詳しくお話しようと思います。
弾いている時、私が意識しているのは下半身です。
一般的にピアノを弾くときはお臍の下、丹田を意識しなさいと言われますが、私の場合普段意識しない丹田を意識することが難しいのです。
その場所を触ればわかるのですが、弾いている時はどうも意識がいきにくいのです。
(意識できないので、1度ホッカイロを当てて意識したこともありました。。。。)
色々研究していますが、今は太ももの内側や会陰に意識を持っていっています。
お尻を絞めるやり方もやってみましたが、これをすると息を止めてしまうのです。
そして、無理やり息をしようとして鎖骨で息をする感覚になり、余計体が雁字搦めになり、弾きにくくなってしまいます。
本番ではこの他にも意識していることがありますが、これもまた別記事で書いていきます。
太ももの内側に意識が難しい時は、インナーマッスルを意識します。
胃の奥です。
そこから音が出るイメージで弾くと、ピアノは弱いのだけれも芯のあるとで伸びやか、フォルテは牧歌を歌っているような隅々まで響き渡る豊かで深い音がでます。
体の使い方や意識のもっていく場所によって全く音が変わってきますので、色々と探ってみて下さいね!それでは今日はここまで
https://magic-piano.jugem.jp/?eid=20 【ピアノの基本姿勢を客観的に確認しよう - イスの高さ、姿勢、距離は大事だよ♪】より
こんにちは、FUKUON 福田音楽教室ピアノ講師☆福田りえです。 (*^-^)/
今回は「ピアノの基本姿勢」、「イス・姿勢・距離」のことについてお伝えします。
1.イスの高さ
ピアノの椅子の高さ
イスに座りピアノの鍵盤に指を置いてみたとき、肘の角度が90~100度くらいになっていると理想的。その肘の角度を目安にイスの高さを調整しましょう。
ピアノと手首の角度
手首が下がっていると要注意。イスの高さが低すぎるかもしれませんね。
イスの高さ調節はピアノを弾く基本姿勢を形作ります。また人によって身長、座高、腕の長さなど身体的な特徴がちがいますから、それぞれに一番ピッタリとくる高さが見つかるように、
しっかりイスの高さは調整しておきましょう。
2.姿勢
ピアノを弾く姿勢 背中は曲がっていませんか?背中が曲がった状態でのピアノ演奏がクセになると、普段の姿勢も猫背になってしまうだけでなく、ピアノの演奏自体もスケール感が欠けてしまい、みみっちくなってしまいますよ。^^;
仙骨というお尻の骨をまっすぐピンと立てると、おヘソの下にある丹田(たんでん)というツボにエネルギーが満ち、しっかりと芯のあるピアノ演奏ができるようになっていきます。
3.ピアノとの距離
両腕が自由に左右に動かすことができる、“ネコふんじゃった距離”が必要です。
“ネコふんじゃった距離”といいのはご存知「ねこふんじゃった」の軽く演奏できる距離です。
ピアノとの距離が良くないと「ねこふんじゃった」の速弾きは難しくなるんですよね~。
さて今回の魔法は…
(〃^∇^)ノ~エイ*・゜゜・*:.。..彡☆
自分の姿勢を写真に撮って客観的に見てみよう♪自分の姿は自分では見れないものです。
自分ではカッコよく、姿勢正しく弾いているつもりでも、傍から見ると意外とそうではなかったりするものです。客観的にチェックするためにピアノを弾いている姿を写真やビデオで撮ったりして、もう一度確認してみましょう。
姿勢だけでなく、ピアノ上達のヒントもみつかるかもしれませんよ。
腰痛
まちがった姿勢でのピアノの練習や演奏が長年の積み重なると、腱鞘炎や腰痛などの原因となることも考えられます。私のピアノ教室に腰痛でピアノが弾き辛いという方がいました。
ピアノを弾くのは大好きなのに、イスに座ってイザ弾こうとすると腰が痛くて辛くて、もう練習どころではなくなるそうなんです。
そこで基本姿勢や弾き方から徹底的におぼえなおして頂いたところ、「腰痛が軽減されました!」と嬉しいご報告をいただきました。
それくらいピアノの「イス・姿勢・距離」は重要なんですね。
椅子
ごくたま~に、ピアノはあるけど専用のイスがないので、テーブルや机用のイスなどで代用しているというお話しを耳にします。でも本来目的がちがうイスですから最適ではありませんよね。最適でない環境でピアノを弾き続けると変なクセがついてしまったり、腰痛や肩コリ、頭痛、腱鞘炎の原因になってしまいます。
そうならないためにもピアノのイスというのは、できるかぎり高さが変えられる専用の物にしてくださいね。