クローゼットのハンガーパイプの位置〜家全体のお片付けその2〜
2019.03.04 00:00
こんにちは。住まいのおせっかい家です。
家全体のお片付けをご依頼頂いているお客様。
前回は、お客様のご希望をしっかり聞いて、現状の確認。
そして、玄関収納のお片付けで、片付けの方法や考え方を、家族全員に分かってもらうようにしました。
今後どのようにお片付けを進めて行くのか、片付ける場所に番号を振って、イメージ出来るようにプランも提出。
お片付けの一番の希望である、「子ども部屋の個室化」に向けて、どこから片付けるのか、分かりやすくなっています。
という事で、そのプラン通り、まずは子ども部屋のクローゼットから、始めます。
全部出して、子どもが使うモノ意外のモノを抜き出していきます。
クローゼットの引き出しの中の洋服は、お片付けの前に、お子さん達が整理したとの事で、しっかり適量に収まっていました。
ハンガーに、かかっている洋服を取る時に、何か違和感。
全部出してみたら、その正体が分かりました。
ハンガーパイプが、かなり奥についているのです。
クローゼットの上に「枕だな」と呼ばれる棚板があります。
クローゼットの奥行きは、押入れと同じ90cm。
だけど、その枕だなの奥行きが、クローゼットの奥行きの半分の45cmしかありません。
そして、その半分くらいのところにハンガーパイプがついているのです。
要するに、奥行き90cmのクローゼットのハンガーパイプが奥から22cmのところに着いているのです。
クローゼットの下側に、引き出し収納を置いているので、ハンガーの服を取るのに、かなり手を伸ばさないと、取れないような構造になっていました。
大人の洋服の場合、肩が当たってしまうくらい、奥にハンガーパイプがついているのです。
棚を確認してみたら、上からビス留めしてあるだけなので、DIYで対応できそうです。
ご主人に相談したら、電動ドライバーなど工具もあるとの事なので、早速付け変えてもらいました。
ハンガーパイプを10cmほど、手前に移動。
それだけで、下に引き出しが置いてあっても、取り出しやすくなりました。
今まで、ハンガーパイプが使い辛かった理由が分かった気がします。
ハンガーパイプの位置を、変えるだけで使いやすいクローゼットに、なりました。
今までは、普段使わない服が、掛けてあったのですが、これからは、学校の制服も掛けておけるスペースも出来て、お子さんも大満足。
家全体のお片付けシリーズ