きもの・つくろい:仕立て屋の特技
2025.12.09 21:25
年末、決まってほころび、寸法直しの仕立て屋泣かせの仕事が舞い込む。
きもの、着てくださるだけでありがたいこと、嬉しいこと。
きものの良さは、折り目のあること、
きせの崩れたきものは、解き洗い張りをして仕立て替えることで「きもの」が蘇る。
きものを丸洗いを繰り返すことで「きせがくずれる」・・・洗い張りのタイミング。
しかし、洗い張り・仕立て料金がカサム・節約する傾向がある。
きものは、3代続いて着回しができる利点があることも知っていただきたい。
布が傷んで・・・、仕立て屋に依頼がある。裾の擦れ、袖付け、背、などなど、
袷物のすそ・ふきが傷む。
補修作業は、身体の内視鏡手術と同じこと。
開口の場所・位置は、衿下・身八つ口・胴接ぎ等に定める。
補修布は身頃・衿など無難な支障のない部分から拝借する。
補修を終えた「きもの」への満足度は。(検針をわすれずに)
写真:過日掲載