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玉ちゃん図書室

12月のふれあいブックカフェ

2025.12.11 13:40

今年最後の「ふれあいブックカフェ」を開催しました!

12月10日(水)は少し寒くはありましたが、好天に恵まれ15名の方々が参加され、年末特別企画の朗読とピアノとのコラボレーションを楽しみでました。

最近大人の絵本’ が話題ですが、モンゴル民話の「スーホの白い馬」(大塚勇三再話・赤羽末吉画、福音館書店)を、 朗読:飯野一枝氏、ピアノ:富岡道子氏が担当くださり、お二方とも以前にこのカフェで別々に演じてくださっていましたがコラボは初めてでした。事前打ち合わせ一回にも拘わらずストーリーに併せて絶妙のタイミングで朗読とピアノを息ピッタリに演じてくださいました。

モンゴルの民族楽器の馬頭琴の音楽で、絵本の主題でもある馬頭琴哀歌「スーホの白い馬」(byチンゲルト)が最初に流され、本日の演者のお二人の紹介により始まりました。「雨だれの前奏曲」にのせて、スーホの村での豊かな生活の様子がスクリーンに映し出された絵本のページと相まって、モンゴル草原での暮らしが彷彿とさせられました。次いで物語は、白馬の疾走する場面、戦いの場面、スーホや白馬が傷つき倒れる場面・・・、そしてスーホが亡くなった白馬に励まされ「馬頭琴」を作る場面へと進み、各々場面ごとに朗読にピアノ演奏が重なり、スクリーン上の映像と共にストーリーに引き込まれました。白馬が王様の家来たちに追われ弓矢で傷だらけになりながらも、スーホのもとに帰ってきた場面では涙がにじみました。

戦いの場面、スーホや白馬の傷ついた場面での迫真の朗読それだけでも十分に場面が想像でき白馬やスーホの心情が伝わってきますが、ピアノの音色が加わると何と表現したらよいかわかりませんが、異なる色彩が加わったような絵本の世界が体験できました。お二人の熱演に心から感謝!!

参加された方からは、感動は勿論のこと、この絵本作画を担当された赤羽末吉との興味深い交流のお話がありました。お一人はあるワークショップで直接赤羽末吉の指導を受けたことがあり、とてもかくしゃくとした方だったそうです。またお一人は赤羽末吉生誕110年を記念して赤羽茂乃(赤羽末吉の三男の妻)により残された膨大な資料を基に刊行した「絵本画家赤羽末吉 スーホの草原にかける虹」(福音館書店2022年)の紹介と著者との交流についてお話しくださいました。お話しくださった方は、馬が大好きでモンゴルに行き、ゲルに滞在し、実際に雄大な草原を馬で疾走もされたそうです。なんともうらやましい!

その後は、富岡さんのピアノにのせてクリスマスソングや、やなせたかしの「手のひらを太陽に」を童心にかえって歌いました。満ち足りた心持で解散となりました。

次回、新年1月14日(水)のふれあいブックカフェは落語、詩などの朗読と踊りのステージ‘夢ごころ’を予定しています。

来年も引き続き楽しい会になるよう頑張りたいと思います。皆様からご要望をお寄せいただければ嬉しいです。