【🎥イベントレポート】ハッピープレビュー Vol.20 ベーシック 🎬 何者でもなかった挑戦が、物語になる夜。——9回目で掴んだ“栄冠”🌙✨
2025年12月10日(水)、WeWork GINZA SIXにて
ゆるオシャな動画クリエイター作品上映会「ハッピープレビュー Vol.20 ベーシック(HPB)」が開催されました。
20回目を迎えるにあたり、今まで支えてくださっている皆様に感謝申し上げます。
今回は直前の変更にてベーシックカテゴリーのみの開催。
だからこそ、会場には「初挑戦」「原点」「物語の始まり」が色濃く漂い、
一本一本の作品に、より強く“人”の気配を感じる夜となりました。
今シーズンから導入された
• 誰でも参加できる ベーシック(HPB)
• 過去グランプリ受賞者限定の アドバンス(HPA)
という2カテゴリー制。
その中でベーシックは、“何者でもなかったクリエイターが物語を始める場所”。
Vol.20は、その意義を強く印象づける回となりました。
🏆 受賞結果とハイライト
👑 グランプリ
宮崎 賢「僕のハッピープレビュー」
——9回目の挑戦。足掛け2年半。
——試行錯誤、紆余曲折、そのすべてを経ての悲願達成。
宮崎さんが初めてハピプレに作品を出したのはvol.10、 2023年7月11日でした。
それから約2年半。
テーマが変わり、ルールが変わり、
ときには評価され、ときには届かず、
それでも彼は出し続けました。
今回の作品は、
「ハッピープレビューそのもの」をショートドラマとして描いた一本。
「ハッピープレビューこそが、ショートドラマの集まりだと思った」
エントリーを決める瞬間、
構想に悩む時間、
提出ボタンを押すまでの迷い——
“結果ではなく過程”そのものが、物語としてスクリーンに映し出されました。
これは、
・うまくいかなかった過去の自分
・挑戦を続けてきた自分
・いま、ここに立っている自分
そのすべてを肯定する作品でした。
拍手が鳴り止まなかったのは、
完成度だけでなく、
「この人の時間を、私たちは知っている」
という共感が、会場にあったからです。
このグランプリは、
才能だけでなく、
“続けた人間だけが辿り着ける場所がある”
という事実を、静かに示してくれました。
宮崎賢さん、
2026年3月のグランドチャンピオンシップ出場決定。
本当に、おめでとうございます!
🎶 ラプソディ賞
なのは「花火がパチパチ」
✨ ハピプレ史上最年少クリエイター(9歳)
スクリーンに映し出されたのは、
計算や理屈ではなく、「好き」という純度100%の世界。
「光が好き。色も形もきらめきも、全部違うから」
その言葉通り、
唯一無二の感性が会場をやさしく包み込み、
年齢を超えて“心で観る映像”の力を改めて教えてくれました。
🏅 YOSHIKUNI賞
明希「What’s Happiness?」
🌱 初エントリーとは思えない、丁寧で静かな衝撃
初エントリーとは思えない、
静かで、丁寧で、思索的な一本。
「しあわせとは何か?」
という問いに対し、
• 脳内物質
• 心理学
• 私自身
という三層構造でアプローチしたコラージュ作品は、
答えを出さないことを選びました。
正解を提示しない勇気。
問いを共有する強さ。
それはまさに、
“ベーシックだからこそ生まれた深度”でした。
🕶 神出鬼没の変態紳士賞
ヤニーズ「ハナコトバ」
🚬Ree/🍶たん/🚬たくてぃ 3名ユニット
観葉植物から始まった着想は、
“花の色が持つ意味”を物語へと変換する試みへ。
特に、色ごとに意味が変わるバラを軸に、
感情の流れと色彩がリンクしていく構成は、
映像ならではの語り方として高く評価され、
3人ユニットならではの視点の重なりが、
作品に奥行きを与えていました。
🎬 その他の上映作品
タケ「オッドアイ」[vol.17 グランプリ]
今回は惜しくも5位という結果でしたが、
グランプリ受賞者の貫禄も漂い、完成度は観るものを唸らせました。
夜の街を歩くオッドアイの猫。
水たまりに映る月明かりで“逆転”を表現し、
静寂と余白を猫の所作で描く——
成熟した表現者の現在地を感じさせる一本でした。
🎤 コメンテーターの存在感
🕶 山本 輔さん(神出鬼没の変態紳士)(右)
作品の奥に潜む“違和感”や“可能性”を、
鋭く、しかし愛をもって言語化。
🎥 宮地 龍馬さん(左)
クリエイターの背景や挑戦の文脈を汲み取り、
「次に何をすればいいか」が見えるコメントで、
多くの参加者の背中を押しました。
ハピプレにおいて、
コメントは批評ではなく“伴走”。
その姿勢と確かな存在が、今までもこれからもこの場の空気をつくっていきます。
🌙 この夜が教えてくれたこと
派手な技術ではなく、
AIでもなく、
“上手さ”でもなく——
人が何を想い、どう差し出したか。
Vol.20は、
「作品=結果」ではなく
「作品=過程」であることを、
全員が共有した夜でした。
📅 次回予告|すべてが決まる夜へ
✨ ハッピープレビュー Vol.21(HPA & HPB) ✨
📅 2026年2月18日(水)18:10〜20:30
📍 会場:未定(※1月発表)
▶️ グランドチャンピオンシップ出場クリエイターが全員決定!
🗒️HPA(アドバンス)テーマ
• メイン:ショートドラマ
• サブ:ハッピー/灯(あかり)/余白/逆転
⚠️前回に引き続いてのテーマとなります。
🗒️HPB(ベーシック)テーマ
• メイン:ゆるオシャ
• サブ:ハッピー/えん(円・縁・環・宴・演 ほか)/スター
⚠️HPBテーマは、3月のグランドチャンピオンシップと完全同一。
ベーシックのグランプリ作品はその作品でグランドチャンピオンシップにエントリー!
ここから一気に“物語の主役”へ駆け上がる可能性があります。🫶 さいごに
ハッピープレビューは、勝ち負けの場ではありません。
物語が生まれる場所です。
次にスクリーンに立つのは、
まだ名前のないあなたかもしれません。
Vol.21も、またお会いしましょう🌙✨
🗳 投票結果・シーズンランキングのご案内
ハピプレ Vol.20 ベーシック(HPB)の熱戦は、
オーディエンスの一票一票によって、確かな形として刻まれました。
🗳 投票結果(ベーシック)
上映されたすべての作品への投票結果は、下記よりご覧いただけます。
作品ごとの支持の広がりや、票の動きから、当日の空気感をぜひ振り返ってみてください。
👉 https://tagvote.grinspace.jp/vote/Open?Key=a17ee5f53762400bb860c6a22ee84be0
🏆 シーズンポイントランキング
Vol.20終了時点での最新シーズンポイントランキングはこちら。
グランドチャンピオンシップ出場をかけた戦いは、まだ続いています。
👉 https://sulfuric-farm-dd9.notion.site/20eba2dd944b80aca1afd2662c2a1821
ハッシュタグ
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