野鳥の羽根・・トラツグミ
2025.12.14 01:07
2025.12.13 健康の森を歩いてきました。
実は・・
11月のツキイチ観察会で、地面に落ちている野鳥の羽根を見つけましたが、キジバトかヒヨドリの羽根か??と簡単に触れただけで済ませてしまいました。
今回は、一人でゆっくり歩いたため羽根の落ちていた場所でゆっくりと探すことができ、いくつかの羽根を拾いました。
写真上部に写る大きい羽根(尾羽根の一枚と思われる)と、それ以外の羽根が同じ鳥のものなのか心配で、手元の図鑑以外にも手持ちの標本やネットやいろんな資料を見ました。
先端に黒い斑紋がある翅は、自分の持つ標本からトラツグミと判断できましたが、最後までで迷ったのが尾羽根です。ネット検索を繰り返し時間はかかりましたが、これもトラツグミで大丈夫だと判断できました。
時々、猛禽類に襲われてむしられた羽根が見つかることがあります。たいがいは、同じ場所に何枚もまとまってあるのでいろんな部位が拾えますが、月日が経てば分散してしまうので難しくなります。
また、羽毛があるような細かな羽根は、早春に巣作りをするエナガにとってだいじな巣材になります。以前には、むしられた羽根のところに何度も通って巣に運ぶエナガの親鳥を観察していたことがあります。何度も何度も、口いっぱいに咥えて運ぶ大変な作業です。