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みんなで楽しく作るのがモットー 子供イベントサークルハッピーのミニ福畳

2019.03.04 07:35

地域おこし協力隊の山中が「森町ロゴマーク」をご利用いただいている特産品と、その特産品の事業者様を独自の視点でご紹介する連載企画です。 第1弾として、「ミニ福畳」の制作者である滝本 実保さんに制作に至る経緯やご自身が代表を務めるサークルについて話を聞いてきました。

「あったら可愛いな」から始まったミニ福畳  

「ミニ福畳」の製作者である滝本さんは、もともとハンドメイドが大好きで、手作りマスクやスイーツデコを施した手鏡などを作成していました。そんな滝本さんが、あったら可愛いなと思ってインターネットで見つけたのが小さな畳(ミニ畳)を作成する動画です。 「動画を見て、これなら自分でも作れるんじゃないかと思いました。」 今では畳店や個人の方によって、盛んに制作、販売されているミニ畳ですが、滝本さんが作り始めた一昨年頃は、インターネットで調べてみても、ミニ畳に関する動画は1個や2個ぐらいしかなかったとのこと。  

無いものは、自分で作ったら良いじゃないか。 

そんな思いで作り始めたミニ福畳は、どんどん進化を重ねています。作り始めの頃は、ホームセンターで売っているゴザを材料にしていましたが、現在は畳制作に使われるイ草の生地を取り寄せて制作しているそうです。実際にミニ福畳を制作しているところを特別に見せてもらいました。慣れた手付きであっと言う間に完成させた滝本さんですが実は意外と大変なのだそうです。

「ミニ福畳を制作する時、まずイ草の生地を切るのですが、切ったところからどんどんほつれてしまうので、テープで押さえながら切って土台に巻くという作業が大変なのです。あと畳縁(たたみべり)の生地選びにも気を遣います。ミニ福畳は全体の大きさが小さいぶん、畳縁の大きさも小さいので、可愛い柄の生地を見つけても、生地のどの部分を使うかによって、ミニ福畳にした時イメージが全然違うのです。」 大変だとは言いつつも、笑顔で楽しそうに作る姿からは、物作りが好きな気持ちが溢れています。  


楽しく作るのがモットー 子供イベントサークル「ハッピー」  

滝本さんにはもう1つの顔があります。それは子供イベントサークル「ハッピー」の代表としての顔です。ハッピーが設立されたのは5年前で、元々はみんなで楽しめるハロウィンのイベントをやりたくて立ち上げたのだそうです。

「6年前に自宅で子供の友達を呼んでハロウィンパーティをやったんです。近所が公園だったので、公園にいた子供達も私達の仮装を見て、どんどん集まってきちゃって(笑)。それで、子供達がすごく喜んでくれて、来年もやろうね!!って言っていて。それを見ていたら、家でやるのも良いけど、もっとみんなに楽しんでもらいたいなって思ったんです。」 

もっと多くの人に楽しんでもらいたい。

そんな思いで始まったハッピーのハロウィンイベントも昨年の開催で5回目となり参加者が毎回100名を超える一大イベントとなっています。ハッピーの活動は、ハロウィンイベントだけに留まらず、文化祭や「さわら恋来い夏まつり」といったイベントへの出店も行っています。ハンドメイド好きがハンドメイド好きを呼び寄せるのか、ハロウィンイベント開催のために集まったハッピーのメンバーは、実はみんな手先が器用なハンドメイド好きだったのです。しかも、メンバーの得意分野がそれぞれ異なっているため、ハッピーのブースにはいろんな種類の作品が並びます。 「ハンドメイド作品の出店って、普通は1人でやられている方が多いと思うんですけど ハッピーの場合は作家が5、6人いるので、いろんな作品が並ぶんです。だから1店舗でもいろんな種類の作品を見ることができるので、イベント主催者の方にも見に来てくれたお客様にも喜んでもらっています。」 


 世界自閉症啓発デー in HAKODATE 

ハッピーの活動はFacebookでも発信されています。それがきっかけで参加するようになったのが、毎年4月に開催される「世界自閉症啓発デー in HAKODATE」です。「世界自閉症啓発デー in HAKODATE」は、国連が定めた毎年4月2日の世界自閉症啓発デーに合わせて、自閉症や発達障害について広く知ってもらうために函館を中心に開催されている啓発イベントです。「世界自閉症啓発デー in HAKODATE」の実行委員の方が、Facebookでハッピーのハロウィンイベントを見たことがきっかけで声をかけ、ハッピーも参加することになったそうです。今年で3回目の参加となり、今では実行委員も務めています。 ハッピーは3月31日(日)の9:00から16:00まで七飯町の道の駅「なないろ・ななえ」でランタン作りのワークショップやお菓子釣り、ハンドメイド雑貨の販売など大人から子供まで楽しめる盛りだくさんの内容で参加しますので、皆様も是非お立ち寄りください。  


今後の展望について

最後に滝本さんとハッピーの今後の展望について伺いました。  「個人的にもハッピー的にも現状維持というか、もっともっと突っ走るというよりは、今をゆっくり楽しんで、声をかけていただいたイベントには対応できるように、メンバーと相談しながら、今までどおりやっていきたいなって思っています。あまり無理のなく、無理強いすることのなくって感じです。」 

インタビューのご協力ありがとうございました。


「ミニ福畳」が購入できるところ

今回ご紹介したミニ福畳や、ハッピーの作品は森町の道の駅「つど~る・プラザ・さわら」にて購入することができますので、是非お立ち寄りください。

■施設名

 つどーる・プラザ・さわら

■営業時間

 AM9:00〜PM5:00

■休日

 年末年始(12月30日PM〜1月5日)

■住所

 北海道茅部郡森町字砂原2丁目358

■森町観光協会HP(外部サイト)



「森町わがまち振興事業」について

ハッピーさんはハロウィンイベントの開催に「森町わがまち振興事業」の制度を活用していました。「森町わがまち振興事業」は、まちづくり・人づくりなど地域活性化の可能性がある取り組みを応援するための制度で、文化の育成や産業の振興など事業の有用性を認められれば町から助成金を受け取ることができます。森町の活性化のために活用していきましょう!! 詳細につきましては、森町役場企画振興課までお問合せください。

■お問い合わせ

企画振興課 振興係

電話:01374-7-1283

■森町役場HP(外部サイト)