動画流出の脅迫に遭ったら?実践型「動画流出対策チェックリスト」
動画流出への対策(いわゆる「ビデオ流出・リベンジポルノ対策」や「セクストーション流出対策」)は、 “今すぐ”開始する必要があります。
本記事では、動画流出脅迫への対応手順、 各プラットフォーム・検索エンジンへの削除申請、証拠保全と法的手続きまで、 実際の現場で効果があった対策を 実践型チェックリスト としてまとめました。
動画流出犯罪は 2つの軸で進行
1. すでに拡散されてしまった「流出」
2. 流出を餌にした「流出脅迫」
被害を最小限に抑えるためには、
「証拠保全 → アカウント・端末の保護 → プラットフォーム&検索エンジンの流出対策 → 法的・専門的ソリューション」という順番が非常に重要です。
以下は、実際の対応で「見落とされやすい核心ポイント」を中心に構成しています。
流出と脅迫
【流出(すでに拡散)】
証拠確保 : 以下を高画質のままスクリーンショット保存
・ 投稿・リンク・サムネイルURL
・ アップローダーID
・ アップロード時刻
プラットフォーム通報 : 複数項目で同時申請すると処理が早くなる傾向が有
・ わいせつ物
・ なりすまし
・ 著作権
・ プライバシー侵害
検索エンジン申請 :「センシティブ情報の非表示(インデックス削除)」フォームで検索結果からの露出を遮断
【脅迫(まだ流出していない段階)】
送金・交渉は絶対に禁止
→ 一度送金すると「継続脅迫」のターゲット認定を受けます。
チャット・通話記録・ウォレットアドレス・振込先・クラウドURL
→ スクショ+画面録画で証拠化
ブロックは証拠確保の後
→ まずは記録が最優先です。
即時実行:30分以内でできる初動対応
1. 証拠保全
チャット書き出し、ファイル/リンク/アップローダー情報、アップロード経路(投稿・DM・ストーリー)を整理。
2. アカウント保護
パスワード変更、二段階認証、ログイン中の端末一括ログアウト、公開情報の最小化。
3. 端末の保護
不審アプリ・プロファイル・VPNは削除前に権限画面を撮影し、
その後セキュリティアプリで検査。
4. プラットフォーム&検索対策
投稿削除申請 + URLインデックス削除を同時進行。
複数リンクはまとめて提出。
プラットフォーム別・流出対策のコツ
メッセンジャー/コミュニティ
アップローダーのプロフィール、掲示板カテゴリー、部屋コードを含めて通報。同一アカウントの過去投稿履歴も書くと効果的。
クラウド/オンラインストレージ
リンク権限、ファイル名、アップロード時刻、(可能であれば)ハッシュ値も記載。
検索エンジン
「わいせつ物・個人情報露出」としてインデックス削除申請。
サムネイルやキャッシュ画像も必ず含める。
専門ソリューションが行うこと & 依頼前の準備
専門企業の対応例:
・ 流出モニタリング(クローリング)
・ ミラー・再投稿リンク検知
・ DMCA/プライバシー申請の自動化
・ 再アップロードパターン分析・遮断
依頼前に準備すべきもの
・ 事件タイムライン(接触 → 録画 → 脅迫 → 流出)
・ 証拠スクリーンショット一式
・ 使用アカウント・メール・端末情報・OS・不審アプリ一覧
・ 流出キーワード候補(ニックネーム、略称、ファイル名変形など)
キーワード精度が上がるほど、再流出検知率も向上します。
法的・公的機関への相談
・ 捜査機関への相談時は、URL・メタデータ・アップロード時刻が有効。
・ 未成年の場合:保護者の同意が必要(契約・支払い・証拠委任)
・ 脅迫・恐喝、情報通信網法、性関連コンテンツの流布などに該当するため 「流出経路・反復性・金銭要求」を明確に記載。
Q&A|動画流出・流出脅迫・流出対策
Q1. すでに流出が始まっています。100%削除できますか?
完全回収は現実的に困難です。
しかし、検索・サムネイル・ミラーリンクの非表示、主要プラットフォーム削除により、体感被害を大きく減らすことができます。
Q2. お金を送れば早く解決しますか?
逆に再要求が続きます。
送金・交渉は禁止。すべての要求内容を証拠化してください。
Q3. すぐ端末を初期化しても大丈夫?
証拠が消えると、削除申請・捜査・保険(ある場合)がすべて不利になります。初期化は、証拠バックアップ+専門家確認後 に行ってください。
Q4. 検索結果だけに流出跡が残っている場合は?
元投稿の削除 + インデックス削除を同時に行う必要があります。
片方だけでは、サムネイルやキャッシュが残ります。
Q5. 流出対策はどれくらい続けるべき?
初動72時間が最重要。
その後2〜4週間は再投稿モニタリングを推奨。
再流出は最初の1〜2週間に集中します。
“実践チェックリスト”
1. 証拠:チャット・URL・アップローダー・サムネイル・時刻を高画質で保存
2. 保護:パスワード更新・二段階認証・ログイン端末ログアウト・不審アプリ権限停止
3. 削除:プラットフォーム削除申請 + インデックス削除を同時進行
4. 監視:ファイル名変形・ニックネーム派生語でキーワード作成し再投稿検知
5. 法務・専門:未成年は保護者同意、成人もタイムライン整理後に依頼
まとめ
被害直後、最も重要なのは、 “速度と順序” です。
「証拠保全 → アカウント・端末保護 → プラットフォーム/検索の流出対策 → 捜査・専門家」を即座に着手してください。
一人で抱え込む必要はありません。
専門チームと連携することで、流出被害を現実的に抑えることができます。
公式サイト: https://www.protectors.co.jp/