そら会長が作った希望の光②
前回からの続きです。人には「その人らしさ」があるように猫にも性格があって個性がありますが、自己主張がしっかりしていたそら会長。足を揉んであげたことで完全に寝たきりになる時間が少なかったそうです。最後まで自分でしたいように過ごせた事がよかったと教えていただきました。少しばかりはそら君の性格を把握していたので、その話を聞いて我が家の猫の経験談をお伝えしてよかったと感じました。
我が家の2代目猫の介護の足もみの経験から、猫界の医療や健康な猫の足もみについても色々考えさせられました。健康な状態で自分で足が揉めない猫に、どこまでしてあげるのが猫の為なのか?人間なら「自分の足を自分で揉む」のが官足法だと考えた場合、猫が自身が持っている力で生きられる自然な状態を崩しすぎないことの大切さにも気づき、猫から考えるきっかけをもらった気がします。
前置きが長くなりましたが、ここからがいよいよ本題です。そら会長の経験談から笑顔が生まれた話。そら会長が飼い主さんに足を揉んでもらった経験談はどこかで誰かに役立つかもしれないので、人に伝えることや掲載について相談をしたら笑顔で快諾いただきました。そのおかげでこうしてお伝え出来ています。官足法究楽部の会報にも掲載していただいたのですが、それがきっかけでそら会長の話を知ったある方が猫を飼っている妹さんに話をしたそうで。
妹さんは腎臓が悪くなった猫ちゃんを心配して気落ちしていたそうですが、希望の光が見えたと猫の足もみを実践!肉球・脛・付け根を毎日揉みほぐしたり貼る温灸を背中に貼る等で過ごしたところ、腎臓の数値に変化があって、2.4キロまで落ちた体重が3キロまで増えたそうです。痩せて骨っぽくなっていたた体にはお肉がついてきて、一緒に暮らしているもう一匹の猫ちゃんとケンカできるほど元気になったのだとか!そら君の経験談が宝になった気持ちになりました。
猫は腎臓が悪くなりやすいのは有名な話。人間にとっても大切な臓器の一つです。予防にもなり、体が自分で回復しようとする力を足から助ける官足法の良さが多くの方に理解されて大切に伝わっていきますように。