事前連絡のタイミングと伝え方!遅刻の連絡をしたのに怒られてしまった失敗はありませんか?
電車や道路など、交通機関の混雑や麻痺で
時間に遅れてしまうこともありますよね。
出社が遅れます。
訪問が遅れます。
出勤や訪問も物理的な移動が必要になりますので、こういった外的要因が理由の遅刻は誰でもあります。
通勤を伴う場合で特に勤務地が遠かったり、移動距離がかなりあったりすると
そこに到着するまでに関わってくる移動手段も増えるので確率もあがります。
それでも、そういった事態を踏まえて
「早く家を出発する」ことは大切ですが
どこまで早く家を出るか?はなかなか計算が出来ません。
言うことは簡単ですが境遇は様々で、結局ひとごとです。
そんなこと言ったら徒歩圏内に住むとか
毎日2時間前には出るとか
「仕事のためのライフスタイル」になってしまいます。
それも一つの手段だとは思いますが、全員が実現できるわけではありません。
それぞれの置かれた環境や収入などがあって
今の場所に住んでいるわけでしょうから。
ただ、組織に属する以上は共通の価値観のもと、個別に特別な扱いを受けるわけにもいかず、そのように扱うことも難しいです。
遅れない前提で行動をしたとして
それでも遅れてしまった場合は
もう逃げ道もなくなってしまいます。
では、結局のところキーになるのはどこなのか?
それは報告を含めたコミュニケーションです。
新卒や若手を部下に持つ方々から良く聞く内容があり、それは2つのポイントで共通していました。ここでは会社の出勤時刻でお話をします。
①わかった時点で連絡してこない
就業時間が9時で、5分前に遅刻しますとの連絡を受けた。
事前連絡ではあるけど、もっと前から遅刻することがわかってるはずだから、その時点で連絡があったほうが準備含めたスケジュールに反映させやすい。
直前だとドタバダしてしまう。
②どれくらいで到着するのか言わない
電車遅延です!とだけ連絡が来て「どれくらい遅れるのか?」を言ってくれない。
5分後なのか?1時間後なのか?半日なのか?任せたい業務もあったのに計算が出来ない。
①と②の合わせ技はなかなか強力で
5分前に遅刻します、とだけ伝えられていつ出社するのかわからない状態です。
怒りたいとか理由を細かく聞きたいとかではなくて
業務を計算する上で情報が必要なので確認をしたい、というのが本来の姿で
「事後ではなくて事前に言ったのに怒られた」という経験があるとしたら
「事前に」の時間軸とその内容を一度見直してみても良いかもしれません。
相手の求めるタイミングと自分の認識のズレがあり、もちろん、常識的な面もや社内のルールもありますが
自分一人で仕事をしているわけではなく
部署として仕事でのキャッチボールが発生する相手がいるということを意識してみると
単純な伝達でさえも気を使った内容にすることができます。
言うのが怖いという思いもありますが
伝えずに時が過ぎてしまうほうが、ダメージは膨れ上がります。
相手が早い段階で知っているか(伝えているか)
これがあるかないかで大きく変わります。
テレワークで行うオンライン商談の場合も
緊急の対応などが入ってしまって約束の時間に遅れてしまう可能性もあります。
いくら自分にとっては優先順位が高くても相手にとっては関係がなく、他の予定を入れずに約束の時間を守っている状況ですよね。
オンラインだからといって油断は出来ず「待たせる」ことは同じです。
この場合も知っている知っていないで多少は変わりますが、移動をする必要がないので必ず守ると思っている人のほうが多いでしょう。
その場合も日頃のコミュニケーションからの信頼関係ですとか、理由を伝えるタイミングと
決してあなたよりも優先順位が高いんですという見せ方をしないことで乗り切ることは出来ます。
良く聞くということは、最初に失敗する人が多いということでもありますので
気づいたり知った時からトライしてみて
少しずつ他の若手と違いを見せていくことが大切です。変化を見せることで相手も成長を知るキッカケになります。
そういった小さな壁を乗り越えていくなかで、見えて来る景色も変わりキャリア全体を意識するようになることも多いです。
その時の情報収集は転職エージェントを活用すると手厚いフォローでスムーズに進みます。