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【パントリー編】ものを減らすと、食卓の景色が整っていく

2025.12.18 04:12

【パントリー編】ものを減らすと、食卓の景色が整っていく

“いざというときのため” に……と買い足していくうちに、

いつの間にか増えてしまう食品のストック。

パントリーは家の安心を支える場所だけれど、

気づくと賞味期限の近い缶詰や、封を開けたままの乾物が奥に眠り続け、

扉を開けるたびに小さな罪悪感が芽生えていました。

ある日、棚の前で立ち尽くした私の頭に浮かんだのは、

「備えは大切だけれど、見えないストックは安心になっていない」

ということ。

そこから、パントリーの見直しが始まりました。

■ まずは“何があるのか”を正しく知ることから

棚にあるものをすべて取り出し、

カテゴリーごとに並べてみると、驚くほど同じものが重なっていました。

・同じパスタが3袋

・使いかけの小麦粉が2つ

・賞味期限の迫ったレトルト

・存在を忘れていた瓶もの

見える化しただけで気持ちがスッと整い、

「こんなにあったんだ」と安堵と反省が同時に押し寄せてきます。

必要だと思っていた“多めのストック”は、

実は“把握できないストック”にすぎなかったのだと気づきました。

■ ものを減らす基準は、“使い切れるかどうか”

パントリーの片づけは、

お気に入りかどうかではなく、“使い切れるかどうか” で判断。

・使いかけの粉類はひとつにまとめる

・レトルトや缶詰は“今月使う” ボックスへ

・使いにくい調味料は思い切って手放す

これだけで棚の余白が生まれ、

ストックの流れが見えるようになりました。

パントリーは食品の“待機場所”。

そこにとどまり続けるものは、ほんとうの意味での安心にはつながらないのだと感じます。

■ 見える収納にすると、料理がラクになる

収納を “正面から見て把握できる配置” に変えると、

料理の段取りがぐっと楽になりました。

・立てて収納できるものは立てる

・ボックスには大きくラベルをつけない(見れば分かる分類にする)

・よく使うものは一番手前へ

恥ずかしいほど単純な工夫なのに、

「今日は何を作ろう?」のストレスが減り、

料理の時間が軽やかなものへと変わっていきます。

視界が整うと、献立のアイデアもすっと浮かんでくるから不思議です。

■ ストックは“安心の量”だけでいい

パントリーがすっきりすると、

必要以上に買い足すことがなくなり、

食材を無駄にする罪悪感も減っていきました。

“安心のための場所” を整えたら、

心にも安心が戻ってきたようです。

忙しい日でも、パッと取り出せるレトルトがある。

時間のある日は、ゆっくり乾物で出汁を取れる。

そのバランスが暮らしにゆとりをつくってくれます。

ものを減らしたことで、

「足りている」という感覚が育ち、

毎日の食卓が静かに豊かになっていく のを感じました。

■ 今日のパントリーは、未来の食卓を支えてくれる

ものを減らし、循環を整えたパントリーは、

食卓の土台を支えてくれる場所です。

家族の好きな味、季節の食材、

忙しい日を助けてくれる常備菜。

そのすべてが、この小さな空間から始まります。

扉を開けたとき、

“必要なものが必要なだけある” という安心感。

その静けさが、私の暮らしの自信になっています。

今日も整った棚の前で深呼吸をひとつ。

未来の食卓に向けて、やさしい準備が整いました。