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乾燥する季節こそ、意識したい水分摂取 ~感染症対策にも、体調管理にも~

2025.12.22 00:10

寒さが増してくると、夏のように汗をかかなくなり、「水を飲む回数が減ったな」と感じる方も多いのではないでしょうか。実はこの季節、自覚がないまま体は水分不足に陥りやすいのです。

乾燥した外気や暖房の影響で、私たちの体は冬でも皮膚から水分を失っています。汗として約100cc、さらに皮膚からの蒸散で約900cc。これに排尿などで失われる分を考えると、最低でも1日1200ccの水分補給が必要だと言われています。

 冬の食事と飲み物の落とし穴

夏は水分を多く含む野菜や冷たい飲み物を自然と多く摂りますが、冬は根菜中心の食事になりがちで、食事から得られる水分量が減少します。さらに、温かいお茶やコーヒーは一杯の量が少なく、気づけば総摂取量が足りていないことも。

忘年会などでお酒を飲む機会が増えるのもこの時期。アルコールには利尿作用があり、体内で分解される際にも水分が必要です。お酒を飲んだら、同量以上の水を一緒に摂ることを意識したいですね。

 ヒートショックや感染症予防にも

冬場に多いヒートショックは、寒暖差だけでなく、体内の水分バランスの乱れも一因とされています。特に心不全や糖尿病の治療を受けている方は、服用中の薬の影響も考慮し、主治医と相談しながら水分摂取を心掛けることが大切です。

また、体内の水分が不足すると、口や鼻の粘膜が乾燥し、インフルエンザやノロウイルスに対する免疫力が低下します。ウイルスは乾燥を好むため、こまめな水分補給は感染症対策としても有効。腸の働きや腸内環境を整える意味でも、水分は欠かせません。

 寝る前と子どもの水分補給

「夜中にトイレが心配」という方は、就寝前に温かい飲み物を少量ずつがおすすめ。膀胱は寒さに弱いため、冷たい飲み物は避けましょう。

特に注意したいのが子ども。高熱や下痢、嘔吐があると、急激に脱水症状を起こすことがあります。そんな時は経口補水液をこまめに飲ませ、必要に応じて医療機関を受診してください。

 最後に

冬は「喉が渇いた」と感じにくい季節ですが、体は確実に水分を失っています。

枕元に水を置く、時間を決めて飲むなど、ちょっとした工夫で体調管理と感染症予防につながります。

寒い季節こそ、意識的な水分補給を習慣にして、元気に冬を乗り切りましょう。