日本脊椎スポーツスポーツ研究会
先月の末に、日本脊椎スポーツ研究会
に行ってきました。
こちらは私の敬愛する本橋恵美さん主催の
医学アカデミーの講座に2年在籍し
初めてリアルでご講義くださる先生方とお会いする
大変貴重な機会でした。
徳島大学病院の院長先生である西良先生もお見かけし
またその翌週には、本橋さんにお誘いいただき
株式会社 e,m,iの忘年会にて早稲田大学の金岡先生に
ご挨拶ができてとても良い年末を過ごさせていただいてます。
特に金岡先生には、頚椎ヘルニアのご講義から
クライアントに解剖学の説明がしやすくなったこと
首のインナーマッスルをピラティスのエクササイズの中で
しっかり使えたと自覚してもらえるフェーズまで
落とし込めたことにより
・慢性頭痛
・ストレートネック
・自律神経の改善など
様々な症状の改善が認められたこと
デスクワークの方も薬に頼らず
酷い頭痛が全く症状が出なくなったことなどをご報告させていただき
お礼をお伝えしました。
現在は後頭環椎の使い方をクライアントにレクチャーしています。
弊社に通ってくださるお客様で医療関係者の方も複数いらっしゃいますが
解剖学のイメージと身体の感覚の説明がとてもわかりやすかったですと
ご感想をいただいています♪
また、11月の下旬から本格的に脳神経系pilatesを導入していますが
身体を楽に動かせるようになった
体がいつも以上に軽い
などのお声をいただいています。
私のところにくるクライアントさんが優秀なのは
新しいことに対する恐怖よりも
これをやったら更に良くなるってどんなことだろう?
という好奇心が旺盛なことです。
身体の癖というものは
目の使い方、耳の聞こえ方
三半規管や耳石器なども関与しています。
pilatesで整えても、普段の靴底の減りや
カバンの持ち方の癖で元に戻ってしまうよ
ということを注意させていただくのですが
動体視力、神経というのももれなく同じことで
根本的な改善がないとその癖と付き合い続け
不調から脱却するのが難しいと感じています。
先週お越しくださったお客様は
当初、脳神経系の機能向上に前向きではなかったのですが
それは新しいことを取り入れることに一定の猜疑心などが芽生えるためだと思われます。
(私ももれなくそうでした(笑)
ところが今日チェックしてみたら
黒目の動きがどの方向にも綺麗に可動していて
本人に聞いたところ
「先生のいうことを信じて、眼球トレーニングをしていました
慢性的に首の痛みを持っていたけど首が軽くなり
先生の顔をクリアに認識できて
視界の認識能力が高まりビックしています」
とお話ししてくださいました。
↑最新の手術から、ピラティスが現場でどう使われているか
などの説明も聞くことができて
とても勉強になる1日でした。
いつもこのブログや、お会いした方に話していますが
困ったら誰かに治してもらうということでは
根本的に体は改善しません
普段の身体の癖や、扱い方に真摯に取り組めば
必ず良くなります。
最後に西良先生がお話しされていたことです
「医療が進化し、その技術に長けた優秀なドクターが増えている。
しかし、手術が成功して、良かったねと送り出しても
『何年後かに同じ患者が同じ症状で戻ってくる』
それは根本的な身体の使い方を患者が知らないからです。
僕たち医療関係者だけでなくセラピストの先生方にもとても感謝しています」
というようなことを(ごめんなさい、ざっくりです)がお話しくださいました。
私は先生方や医学をとても尊敬しています。
これからは様々な現場でいろんな側面から患者さんを良くする為に共に貢献できたら
嬉しく思います。
Yokohama PIlates 夏井