12月20日　座談会

座談会開催いたしました。

今回は、「群馬県リバースメンター」事業を展開されている株式会社笑下村塾から、現役高校生が参加してくれました。県内の高校生が群馬県知事の“逆メンター”として若者の視点から政策提言を行い、その声を行政へ反映することを目的とした取り組みだそうで、とても興味深い座談会となりました。

彼女自身も不登校を経験し、悔しかった、辛かった経験を率直に語ってくれました。また、自身の経験を話すだけでなく、座談会に参加したお母さん方の思いに丁寧に耳を傾ける姿が印象的でした。

辛い過去を乗り越え、ご自身の強みを生かしながら大人と向き合うその姿は、不登校のお子さんをお持ちのお母さん方にとって、わが子の未来を思い描く一つの希望になったことと思います。どんな子どもも取り残されない社会が、親御さんにとっての「安心」や「未来への信頼」につながっていくのだと、改めて感じさせられる時間でもありました。

また、勇気をもってご自身の思いや経験を言葉にしてくださった皆さまの存在が、この座談会をより深いものにしてくださいました。お一人おひとりの発言が、互いの理解を支え、安心して語り合える場を形づくっていたように思います。

そして、貴重な経験を分かち合い、丁寧に耳を傾けてくれた高校生に、心より感謝いたします。今後も、このような対話の場を大切にしながら、親の会を続けていきたいと思います。