障害年金の「納付要件」ってなに?足りないとどうなる?
こんにちは、クラリ社会保険労務士事務所の氏川巳央です。
今日は、障害年金の申請で必ず出てくる納付要件についてまとめます。ここが満たせないと、病状が重くても請求が進まないことがあるので、早めに確認しておくのがおすすめです。
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納付要件ってなに?
初診日の前に、国民年金の保険料をきちんと納めているか(または免除・猶予が入っているか)を見るルールです。ポイントは、初診日が基準になることです。
よくある判定の考え方(ざっくり)
・初診日の前に、保険料の「未納」が多いとNGになりやすい
・ただし、免除・猶予・学生納付特例は“未納ではない”扱いになります
・「会社員期間の厚生年金」は、国民年金の納付と別枠で整理されます
足りないとどうなる?
・原則として、障害年金は支給されません
・ただし、初診日の取り方や制度の組み立てで変わる場合もあるため、まずは記録確認が大事です
まず確認する方法
・ねんきんネットで加入と納付の履歴を確認
・年金事務所で納付状況を確認(記録の写しをもらえる場合も)
・手元に「ねんきん定期便」があれば内容チェック
“未納”と“免除”は違います
・未納:払っていない(そのままだと要件に不利)
・免除:申請して認められている(要件上はプラス)
・猶予・学生納付特例:申請して認められている(要件上はプラス)
この違いを知らずに「払ってない時期があるから無理」とあきらめる方が多いです。
こんな人は早めに確認がおすすめ
・学生期間や無職期間が長い
・転職が多く、国保の切替が多かった
・保険料の督促が来た記憶がある
・海外にいた期間がある
今日のまとめ
納付要件は「初診日の前の保険料の状況」を見るルール。未納が多いと難しくなりますが、免除や猶予が入っていれば評価が変わります。まずは記録を確認し、初診日と合わせて整理しましょう。
納付要件の確認や初診日の整理で不安がある方へ
クラリ社会保険労務士事務所では、加入記録を見ながら「どこが論点か」を一緒に整理します。障害年金のご支援実績が多数あります。 お気軽にご相談ください。
クラリ社会保険労務士事務所では、愛知県津島市を拠点に、障害年金の請求代行をはじめ、労働トラブルのご相談や就業規則の作成・見直しなど、幅広い社会保険労務士業務を行っています。
特に障害年金については、多数のご依頼をいただいており、初回のご相談から丁寧にサポートいたします。
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