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【物 流】JAひろしま 流通デジタルサービスを用いた取組が生産性向上事例に選出

2025.12.24 00:50

JAひろしまが、セラクの青果流通デジタルサービス「みどりクラウド らくらく出荷」を用いて実施している取組が、農林水産省が公表する「農林水産物・食品の物流生産性向上取組事例集(青果物)」に選定された。

事例集では、JAひろしま・JA全農ひろしまによる、出荷情報のデジタル化、ラベルや個票による正確な計数と誤計上防止、選果・在庫情報の可視化、配送計画の高度化等の取り組みが、現場の作業時間短縮や荷待ち時間の縮減、関係者間の情報共有迅速化につながった点が大きく評価された。

JAひろしまの取り組みでは、50か所の集出荷場にラベル読み取りを核としたデジタル化システムを導入し、個選品目では出荷作業時間を61.6%以上短縮した。さらに、共選品目向けに箱書き読み取りや伝票OCRなどの機能を拡張し、デジタル化の範囲を広げたことにより、数量間違いのゼロ化、ラベル貼付負担の軽減、生産者の出荷準備時間削減など複数の効果が生まれている。

最大2.5時間発生していた産地での荷待ち時間は30分まで短縮する。加えて、産地出荷情報を紙からデータ連携に切り替えることで、物流事業者・市場・生産者間での情報共有が迅速化した。貯蔵品にはQR個票を付与し、在庫管理のデジタル化も進んでいる。


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