日本人の潜在無意識と宇宙の意図 / The Great Flow：Japan’s Subconscious and the Cosmic Intent.
The role of the work of the day
Philosophy / Thinking
MAMI / 17 / CHANGES IN PERCEPTION
2025年12月20日
日本の方向性が見えてきた感じがして安堵感を覚えた日
ここ2〜3年ほどの短い期間ではあるが経済動向を追っている。パウエル議長の会見はかかさず見ているし、今週の植田日銀総裁の会見もリアルタイムで見て、高市総理による政策も見ながら(Xでだけ）、多方面の批判や意見を観察している。けれど私は今、こう思っている。
日本としての方向性が見えてきて良かったのではないか。と
頑張ったら負け、稼いだら負け、それがこの国の方向性か
勉強不足で深く掘ってもない状態で書けるような記事ではないと自覚しつつも、個人的な主観を残しておくために書いている。それ程まで日本の方向性が少しでも見えたことは良かった気がしているからだ。昨日(12月19日)の植田日銀総裁の会見が始まった瞬間から、声の緊張感を感じ、今までよりこわばってる印象。見ていて気の毒に思えた。私は一般人の素人ながらも内容には無理がある感じがした。（今週はパウエル議長も緊張感が強い印象）内容は、30年ぶりの水準となる0.75%への利上げを全員一致で決めたということ。利上げの発表によって一時的にも円高に振れたらドル転する準備などしていたが、材料出尽くしで逆に大きく円安へ振れる結果に。もはや浮き輪がなくなってどこまでも歯止めが効かない円安になりそうなのか。「利上げ＝円高」という教科書通りのロジックが通用しなくなり、ルールが変わる時代の転換期を感じる。来年も円安とインフレは増していきそうである。その上、一見すると減税でも、実は高所得者には厳しい年収の壁や、社会保険料の報酬月額の上限引き上げの議論においては、株クラ民（主にX（旧Twitter）などのSNS上で、株式投資に興味を持つ人々が集まるコミュニティに集まる人々）の大勢が嘆いている。頑張ったら負け、稼いだら負け、それがこの国が示す方向性か。
１ヶ月置きに国や家を移動する生活から得た新たな視点
一方で私の状況では、今年は１ヶ月置きに国や家を移動する生活をしており、そういった経験を経てきた一つの視点として、資本主義の成長が必ずしも正解ではないのだろうという視点である。日本が今回見せた選択は、ある意味良かったのかもしれないと思えた。その理由は。
イタリアやイギリスの対比
資本主義が行き過ぎると、稼ぐことが正解なゆえ、長期的視点では何か疲弊していく感はある。それよりも、幸せとは何か、豊かさとは何か、そういう本質的なことを知っていそうなイタリアなんかの国があって、経済成長よりも家族とか、楽しさや豊かさや食、人生そのものを大事にしている感じがする。結果的にそういう国は、真面目とは真逆で楽しんでばかりいそうで、それでも、いいものを作ったりする。ファッション業会に詳しい集まりでも、最近イタリアがいい感じだと話題になっていた。生地、デザイン、ディレクションなど、とてもいい仕事をするというわけだ。幸せとは何か？という本質的なことを抑えた上で、イタリアならではの文化や職人技を豊かに発揮してくる流れが見えてきつつあるのではないか。一方、何度も通ったイギリスで2022年に感じたことは、あれ？こんなに肥満が多かったかな、こんなに疲れている雰囲気があったかな、という印象。住んでみると、きちんとさや真面目さを重んじそうな印象であり、資本主義に疲れている人が増えてそうに感じた。実際に、2025年に富裕層の多くがイギリスを離れたそうだが、いろいろ大変そうである。
日本の風潮、資本主義か精神論か
日本の株クラ民が言うことも同意する。けど日本の風潮的に今は、無理しない。頑張らない。休む。あなたらしく。神様にまかせる。など、そのようなジャンルの方がウケがいいようにも見えるし、稼いで注目されてきた人たちが次々と離婚したりと、一体何を見せられているのだろう。という感じもする。結局のところ本質的に、幸せって何？ということを考えることが好まれそう。近年は日本に憧れや興味を抱いていた外国人が円安で日本に多く訪れるようになった。以前は日本人がパリや海外に多く繰り出してきた時代もあったわけで当時はきっとフランス人も日本に行きたくても多くがいけなかっただろう。時代の速度は早いので、また10年後にはどうなっているかも分からない。少なくとも今回の政策や流れを見ると、日本としては円安加速であり、稼ぐこと至上主義に歯止めをかけにきたように感じた。もちろん、何割かの人はそれでも円安とインフレに立ち向かいながら外に飛び立つ。私がこのような考えに至ったのも、幸せとは何であるかや、宇宙の意図というものがあるという視点を持ったことで、これも大いなる流れであるならば、日本は日本としての向かうべき目的地へと向かっているのであろうという観点からであり、日本人はそれを深い部分で望んでいるのではという考察からである。
移民問題への向き合い方
最後に、移民問題に解決策はあるはず。なぜなら、私が移住した中東は9割が移民である。9割移民でもうまく機能していると感じるし、その大きな理由は、国が自国民を大事にしていることがきちんと伝わることだと思っている。「自国民への手厚い保護」により、アイデンティティーと自尊心をきちんと守る姿勢を見せている。私はその点に感銘を受けた。移住した側からすると、自国民への優遇に対して不満を感じたことはない。実質的に人口減少の問題を抱えている以上、解決策を本質的に捉えていかなければ、失敗した国のようになるだろう。自国の文化や誇りが守られず、人々の心に余裕がなくなる（＝傷つく）ことで、対立が生まれるのではないか。だからこそ、国がアイデンティティを明確にすることが大切なのだと思う。上手くいっている国があることも学ぶべき。それに、グローバル社会での教育は得るものも多い。皆が違う考え、文化を持っている。
日本独自の潜在的欲求
私は長い間、日本は支配下にあるから自立することは出来ないだろうという視点でいた者である。移民問題も同様に難しいと考えていた。そのような私でも、何か大いなる流れというものがある。日本は日本独自の潜在的に向かいたい方向がある。そういう視点に立ってみたとき、見えてきた世界が変化した。この考察が的外れになるか分かりませんが、毎月違う場所で生活し、占星術を学び、経済を観察し、無意識領域や魂的な考察を考え続けた結果、宇宙には多いなる流れがあり、向かうべきところへ向かっているのであろうとというサレンダーにも近い感覚でした。
これまでの物質至上主義ゲームのルールは終わり、土星(社会的成功）と海王星(魂が望む理想）は2026年2月20日から6000年ぶりとも言われる転換期の配置を示しています。
Kyoto.
Photo by Keita Christopher
Writer / Mami Grace Osada
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The Great Flow
Japan’s Subconscious and the Cosmic Intent.
Dec 20, 2025
Today, I felt a sense of relief as Japan's direction finally seemed to come into focus.
For the past few years, I’ve been closely following economic trends—watching Chairman Powell’s conferences religiously, tuning into Governor Ueda’s BOJ briefing in real-time this week, and observing Prime Minister Takaichi’s policies. Amidst all the criticism and debate, I find myself thinking: “Isn’t it good that we finally see where Japan is going?”
"Work Hard and Lose, Earn and Lose"—Is This Our Path?
I’m writing this as a personal reflection, fully aware that I’m not an expert. Yet, I feel the need to record this moment. At Governor Ueda’s conference yesterday (Dec 19), I sensed a rare tension in his voice. It felt strained, almost painful to watch. The decision was a unanimous rate hike to 0.75%—a level not seen in 30 years.
Many expected the yen to strengthen, but instead, it plummeted further. It feels as though we’ve lost our life jacket, drifting into an unstoppable depreciation. The old logic of "rate hikes = stronger currency" no longer applies. We are at a turning point where the rules are changing. With "income walls" and rising social insurance premiums squeezing high earners, many in the investment community are grieving. Is the message from this country: "If you work hard, you lose; if you earn, you lose"?
A Perspective Gained from a Nomadic Life
This year, I’ve been moving between different countries and homes every month. This lifestyle has led me to a new realization: maybe endless capitalist growth isn’t the only answer. Perhaps Japan’s current choice is actually a blessing in disguise.
Italy vs. The UK
When capitalism goes too far, "earning" becomes the only goal, leading to long-term exhaustion. In contrast, countries like Italy seem to understand the essence of happiness. They prioritize family, joy, food, and life itself over mere economic growth. Even though they seem to focus on "play" rather than "work," they still produce incredible things. In the fashion industry, people are noticing that Italy is thriving again—expressing its unique culture and craftsmanship by staying true to what matters.
Meanwhile, in the UK, I noticed a sense of fatigue. People seemed tired, and the pressure of capitalism felt heavy. It’s no surprise that in 2025, many of the wealthy chose to leave.
Capitalism or Spirituality?
In Japan, the current trend is: "Don't overwork. Don't push yourself. Just be you." People are searching for the meaning of true happiness. With the weak yen, the world is flocking to Japan, just as Japanese people once flocked to Paris. Cycles change.
I feel that Japan is intentionally putting the brakes on "money-first" supremacy. While some will still fly abroad to face the inflation head-on, I believe Japan as a whole is moving toward its true destination. This is a deeper, collective desire—an alignment with the "intent of the universe."
Addressing the Immigration Issue
I believe there is a solution to the immigration challenge. I moved to the Middle East, where 90% of the population are immigrants, yet it works. The reason is simple: the state clearly cherishes its own citizens. By protecting their identity and self-worth, they create a stable foundation. When a country fails to protect its culture and pride, people lose their peace of mind, leading to conflict. We should learn from countries that succeed in maintaining their identity while embracing a global society.
Japan’s Subconscious Desire
For a long time, I thought Japan could never be truly independent. But now, I see a "Great Flow." Japan has its own subconscious path it wants to follow. Living in a different place every month, studying astrology, and observing the economy has led me to this belief: Japan is following its own destiny.
The era of the "materialistic game" has come to an end. From February 20, 2026, the conjunction of Saturn (social success) and Neptune (the soul's ideal) signals a historic turning point—a cosmic shift said to occur only once every 6,000 years.
Writer / Mami Grace Osada / Translation, by Gemini