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ラジオ特有(なのか!?)のシーズナルソングをピックアップ

2025.12.24 07:35

 クリスマスを翌週に控えた今週のチャートでは、シーズナルソングが勢いを増し早くもTOP200圏内のおよそ2割を占めた。上位10曲中は見ての通りで、これに続く11位にはback number「クリスマスソング」が上がってきた状況だ。他にも、広く知られるお馴染みの楽曲達がチャートを広く彩っているが、改めて冷静に見てみるとラジオで選曲しやすいのか、他では出会わなかったであろう曲も多いことが分かる。

 今週16位まで上がってきたクリス・レア「ドライビング・フォー・クリスマス」はまさにその筆頭であり、B'z「いつかのメリークリスマス」(142位→18位)、アリアナ・グランデ「サンタ・テル・ミー」(31位→19位)、BoA「メリクリ」(74位→22位)、松任谷 由実「恋人がサンタクロース」(46位→24位)、ポール・マッカートニー/ウイングス「ワンダフル・クリスマスタイム」(59位→26位)など、認知度は断然上であろうこれらの名曲群を凌ぐオンエアを獲得しているのだ。車を運転しながら聞いているリスナーも多いため、その内容から重宝されてのことなのだろう。

 また、ジャクソン・ファイブの「ママがサンタにキッスした」(161位→49位)、「サンタが町にやってくる」(-位→88位)や、同じく60~70年代からダニー・ハサウェイ「ディス・クリスマス」(61位→52位)、ビング・クロスビー「ホワイト・クリスマス」(-位→71位)、イーグルス「ふたりだけのクリスマス」(-位→111位)、ナット・キング・コール「クリスマス・ソング」(-位→198位)など。

 一方、割と最近の曲でも、シーア「サンタズ・カミング・フォー・アス」(131位→52位)、エド・シーラン & エルトン・ジョン「メリー・クリスマス」(107位→111位)、ジョナス・ブラザーズ「ライク・イッツ・クリスマス」(-位→149位)、ジャスティン・ビーバー「君とホワイト・キス」(-位→198位)など、クリスマスソングのプレイリストに挙げられる機会がなさそうな曲が多い。

 ブライアン・アダムス「クリスマス・タイム」(-位→198位)、JUN SKY WALKER(S)「白いクリスマス」(-位→198位)などは、ラジオ制作サイドの年齢層が選曲に影響しているのだろう。クレイジーケンバンド「クリスマスなんて、大嫌い!!なんちゃって」(-位→76位)もお茶目なクリスマスソングとして恒例だ。

 上述したこれら全て、ラジオではほぼ毎年この時期にチャートインする曲なのだ。「クリスマスソングが好きで、もっともっとたくさん知りたい!」という方はぜひラジオを。


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