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絵里子画廊

高橋理子

2025.04.01 03:00

画家、ギャラリスト

高橋理子(Michiko Takahashi)


X:https://x.com/rikotopuri

Instagram:https://www.instagram.com/michinosora/

                   https://www.instagram.com/rikomichinosora/

Facebook:https://www.facebook.com/michinosorariko

Website(HP):https://michinosora425.jimdofree.com/

                       https://michi-sora.stores.jp/


~About Me~

1972年 群馬県太田市生まれ

7歳から太田市「ラトリエ・デュ・デモン」(わたなべしげる主宰)にて油絵を描きはじめる。

色の魅力を自らの手による画面に描き出してみたい、心の中に広がる光景を自分の目で見てみたい、そんな欲望から、好きな絵を自由に描き続けています。

絵を描くことは自由になることであり、自分を生かすものであると思っています。


2015年4月より、群馬県太田市にてギャラリー喫茶「アトリエみちのそら」を運営。

人の手の作り出すものの美しさへの感動を、皆様と共有できる空間を作ってゆきたいと思います。

アトリエみちのそらでは、絵本原画展、グループ展、作家の個展等、月ごとに展覧会を企画展示します。手作りのケーキと美味しいコーヒーとともに、ゆったりした時間をすごしていただけるよう、お菓子を焼いてお客様を待つ毎日です。


~Biography~

2002年~2009年 一線展 入選[東京都美術館]

2011年 ふたり展(with 新田恭市)[レンガ](桐生市)

2013年 個展 さんこの森[トムズボックス+gallery](吉祥寺)

2015年 個展 はじまりのそらのみち[アトリエみちのそら](太田市)

2022年 個展 みちのそらじ[アトリエみちのそら](太田市)

2024年 二人展 9月のランデブー(ガラス作家 服部真季)[ギャラリーオマドーン](桐生市)

2024年 二人展 静穏(陶芸作家 平松祐子)[galleryきむらや](みどり市)

2025年 個展 たびのそらより[アトリエみちのそら](太田市)

他、ギャラリーオマドーン、galleryきむらや、さくらカフェ、planet-hand、アトリエみちのそら にてグループ展に参加

作品(上)「みちのそらじ」2022年

S50号/キャンバス、油彩

迷い込んだ森の中で、きのこのわっかをみつけたんです。世にも珍しい、ムラサキテングタケのフェアリーリング。気をつけて。フェアリーリングの中に入ったら、夢の中に永遠に閉じ込められるんですって。だけど、まるくならんだきのこたちがあんまり楽しげなものだから、私ときたらつい、輪の中に足を踏み入れてしまったのです。


その輪の中には、ありとあらゆる生き物が住んでいました。鳥も獣も虫たちも、木や草やたくさんの花々も、きのこもおさかなも、いつか読んだおはなしにでてきた不思議な生き物も。まんなかにはすべてのいのちを抱え込む、大きなたまごもありました。なんて安心、なんてうれしい、なんて気持ちのいい場所。そこでは、私もありとあらゆる生き物のうちのひとつでしかないのでした。


私はその輪の中で、気ままに踊り、眠り、歌い、どれだけの時間をすごしたのでしょうか。たまごにもたれて、まどろみからふとめざめたとき、思ったのです。「おなかすいた!」こうしてはいられません。早く家に帰って、なにかおいしいものを食べなくちゃ。その一心でひたすら走ったら、いつのまにか森をぬけて、よく知った道に出ていました。


いつだって、道の途中で迷っては、行き着く先を見失う。

それでも道は続くから、ひとやすみしたらまた、歩いてゆきましょう。


「みちのそらじ」によせて

        *道の空=物事の途中


作品(下)「らくがき」

ペン画

日々のらくがきをInstagramに投稿し始め、気づいたらやめられなくなっていました。

クロッキー帳のページをめくって、今日はなにを描くのだろうと思いながらペンを動かし、こんなのが出てきました。という絵です。

昨日の会話、この前見たもの、目の前にあるものからの連想、空想のできごとなどのほか、自分でも思いもよらないものを描いているときもあります。