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免疫力を保つために、今日からできること ― 生活習慣・体温・食事の工夫 ―

2026.01.14 13:25

前回は、私たちの体を守る「免疫」の基本的な仕組みについてお話ししました。 今回は、免疫力を保ち、健康的な生活を送るために心がけたいポイントをご紹介します。 

 ① 規則正しい生活を送る 私たちの体には、朝に目覚め、昼に活動し、夜に休むという約24時間周期の「体内時計」が備わっています。 このリズムが乱れると、免疫の働きも低下しやすくなります。 体内時計を整えるためには、毎日できるだけ同じ時間に起床・就寝すること、規則正しく食事をとること、適度に体を動かすことが大切です。 特に無理のない運動は、免疫細胞の働きを活性化させることが報告されています。

 ② たくさん笑い、リラックスする 笑うことで免疫細胞の働きが高まることが知られています。 また、リラックスした状態は自律神経のバランスを整える助けにもなります。 運動や趣味の時間を意識的に取り入れ、ストレスをため込みすぎない生活を心がけましょう。 

 ③ 適切な体温を保つ 免疫細胞が十分に働きやすい体温は、おおよそ36.5~37.0度とされています。 体温が保たれることで、体内の代謝や消化に関わる酵素も活発に働き、結果として免疫力が保たれやすくなります。 平熱が低めの方は、適度な運動を行う、シャワーだけでなく湯船につかる、温かい飲み物を取り入れるなど、無理のない範囲で工夫してみましょう。

 ④ 食生活も免疫力の土台 免疫細胞の主な材料はタンパク質であり、免疫細胞の多くは腸に存在しています。 そのため、良質なタンパク質(肉・魚・大豆製品・卵・乳製品)をしっかり摂ること、腸内環境を整える発酵食品や食物繊維を意識することが重要です。 野菜、果物、魚、きのこ類などをバランスよく取り、栄養の偏りを防ぐことが、免疫力を支える基本となります。

 ⑤ 免疫力を下げやすい習慣を見直す 免疫力を高めたい場合、まずは低下を招きやすい習慣を減らすことも大切です。 朝寝坊や夜更かし、過度の飲酒、喫煙などは、少しずつでも見直していきましょう。 

 免疫は、私たちの体をウイルスや細菌、がんなどから守ってくれる心強い味方です。 その働きを支えるのは、特別なことではなく、日々の生活習慣の積み重ねです。 できることから少しずつ取り入れ、免疫力を保ちながら、これからの寒い季節を元気に乗り切っていきましょう。

(三木基子記)