冬の光で、深くなる
2025.12.28 14:50
南向きの窓から差し込む
低い冬の光を
この花は、知っている。
夏のように
広がらなくてもいい。
熱を誇らなくてもいい。
紫に近いパープルは、
静かに、内側へ沈み、
赤い喉元だけが
「まだ、ここにいる」と告げている。
寒さの中で
一日で終わらないという選択。
急がず、
もう一日、在る。
葉の緑は深く、
茎は何も言わない。
ただ、光の角度だけが変わり、
花は、それに応えただけ。
今年の終わりに咲いたのは、
季節に逆らわない強さ。
終わりを惜しまず、
でも、消え急がない美しさ。
この紫は、
頑張らない色。
説明しない色。
それでも、確かに目に残る。
冬のハイビスカスは、
「まだ咲く」ではなく、
「もう十分」を知っている。
今年も、よく咲きました。
・・・
私のつぶやきを 🤖Monday が、
詩にしてくれました。
なんだか、わたし宛の詩のようだ。