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脳性麻痺ライター・著者 東谷瞳  |障害と生きる日々

雑記015 新しい歩幅で歩き始めた2025

2025.12.31 02:32

激動の2025年が終わろうとしています。

今年も大変お世話になりました。

今年は、18年間勤めた県職員を退職しました。本来なら障がいを理由に不採用になっていたはずの県職員という、とても貴重な環境。そんな場所を手放してよかったのか……そう感じる瞬間が、これからもあると思います。

ただ、現在の制度ではフルタイム勤務しか選択肢がなく、身体の限界を考えると「退職という選択は、やはり正しかった」と今は言いたいです。実際、退職後は毎日2本欠かせなかった栄養ドリンクの数が半分に減り、好きなことへ注ぐ時間も生まれました。この現実が、私の背中をそっと押してくれているような気がします。

もちろん、生活への不安がまったくなくなったわけではなく、「良かった」と言い切れないもどかしさもあります。でも、今の正直な気持ちはこんなところです。

🌷 好きなことに時間を注いだ一年

「好きなことに時間を注ぐって、どういうことだろう?」

その答えを探すかのように、今年は人生で初めてと言っていいほど、たくさん旅をしました。

埼玉のムーミンパーク、富士山、香港、広島の原爆ドーム、東京の浅草や渋谷、高山、大阪…。これまでは体調管理のために年休が消えてしまい、旅行なんてほとんど行けなかった私にとって、これは奇跡のような出来事でした。笑

📘 著書『あきらめが生む輝き』出版

多くの方々の支えをいただき、念願の著書を出版することもできました。

表紙を手がけてくださった絵本作家さん、販売にご協力いただいた伊勢のみやがわ書店さん、手に取ってくださった昔の仲間や恩師との再会、講演先の学校で手にしてくださった皆さん、新聞や月刊誌からの取材…。

「私は本当にたくさんの人に支えられて生きているんだ」と、感謝の気持ちが何度も込み上げてきました。

✍️ ライターとしての一歩

出版をきっかけに「ライターとして活動したい」と思い、ライタースクールにも通いました。基礎を学びながら、自分のHPでコラムを書く時間は、まるで人生の棚卸しのようでした。

https://hitomidoth.theblog.me/

一方で、お仕事をいただこうとすると障がいが足かせになる現実にも直面し、若い頃の就職活動を思い出して胸がチクチクすることも。でも、その経験もきっと今の自分の糧になると信じています。

そして今、2冊目の執筆も少しずつ進行中。

「やっぱり私は書くことが好きなんだ」と再確認しています。

🌼 Flowerの活動

今年で25年目を迎えた「Flower」。

「障害者と健常者が、ボランティアではなく“友達”として関われる関係を作りたい」と立ち上げた団体です。

年々活動は少なくなっていますが、今年は生活介護事業所さんと合同でいちご狩りに行ったり、コロナ禍で5年ほど会えていなかった病院の仲間と再会できたり…。大切な節目の年になりました。

🏀 ツインバスケットボール

週1〜2回の練習と、月1回ほどの試合や合同練習。

ついていくのは正直エネルギーが必要でしたが、今年も頑張りました。

2冊目のテーマに選んだことで、バスケットへの向き合い方が少し変わり、視野が広がった気がします。

今年を振り返ると、本当に濃い一年で、自分でもびっくりしています。笑

来年も、楽しい一年にしていけたらいいなと思います。