サイズの言い方は職種で違う 2019.03.06 00:00 こんにちは。住まいのおせっかい家です。大工さんが使っているスケールは、cmの表記と、尺(しゃく)の表記があります。1尺は303mmです。柱やベニヤなどの木材は、実は、ほとんど尺を基準にして作ってあります。例えば、ベニヤ板の場合、縦1m82cm、横91cmの大きさが多いです。中途半端な大きさに感じるかもしれませんが、縦6尺横3尺の大きさです。柱を立てて作る、在来工法の家は、この3尺(91cm)ごとに柱が立っているので、この3尺を基準にした材料が必要になるのです。畳も、このサイズが基本です。土地の大きさを言う「坪」は、畳2枚分です。実は意外なモノも、この尺の影響を受けてます。カラーボックスのサイズって、90cmの高さで、幅が45cm、奥行き30cmがよくあるタイプです。これも、ベニヤ板のサイズから、無駄の無いサイズになるよう、計算された名残なんですね。普段の生活では、ほとんど使わない尺ですが、住まいの基準で使っているのです、