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看護師の自分らしく働きたいを叶える『スポットナース』

看護師の採用方法を変えていきたい!

2019.03.06 01:58

今、日本中、看護師が不足していると言われており、多くの病院施設では看護師の採用に苦渋しているのが現状です。今後、在宅医療が進むにあたり、看護師はそうした地域医療のキーマンになっていくことは間違いないと考えています。

 

でも、そんなキーマンは病院より不足感が強いんです。

どうしたら看護師の採用を進めていけるのか。

このコトに向き合い続け頭を悩ませている管理者は多いかと思います。


待遇を良くすれば人は集まる?

待遇を良くすれば看護師は増えるかもしれません、でも経営を圧迫したら結局運営を圧迫し、継続そのものが難しくなります。しかも、待遇を良くしただければ、給与面だけをみて実際に働く内容を理解しないまま応募してくるなんてこともありうる話です。そうなれば、必然と仕事内容に不満を持ち、離職していくのは間違いないんです。

 経済的に働く動機があれば継続するかもしれませんが、言ってしまえば食べるために働くのであれば、今の時代、働く選択肢はたくさんあります。


何が好きなのかよりも何が嫌なのかを理解する

 理想的な話を言えば、好きなことを共有してその好きなことを活かせるような職場に出会うのがいいですよね。そうすることで自分の力が発揮できるって考えます。

 でも、好きなことだらけであることはまず無いんです。組織でやる以上、ありえないんです。いや、一人でやってもありえないかも。でも、嫌いなことを減らすことはできるんですよ。だから、致命的な嫌なことを減らせれば、なんだかんだ多少の不満はあっても働けるようになるんです。まずは、嫌いなことを理解すること。できないことを理解することが採用においては重要な視点だと思います。


看護師の採用を変えていきたいと思った原動力

 私が看護師の採用を変えていきたいと思った原動力は、まず、働き方を選べてないということです。これって、いろいろ選べるでしょって思っているけど、ほとんど一緒です。夜勤があって、交代制勤務で、仕事の内容も領域は異なっても、ほとんど一緒。この働き方に合わない人が看護師という職を諦めることにつながっています。その結果として、育児世代の離職はとてもおおいですよね。9割程女性という看護職なのに、看護師の働き方は女性向きではない(ジェンダーに関係するかもしれませんが)女性はこう働くべきなんてことは押し付けませんが、少なくても、女性が働き方を選べていないというのが現状なんじゃないかって思うんです。

 自分で育児するのも、家族で協力するも保育園に預けるのも、プライベートなベビーシッターを雇うのも自由です。いろいろ選択師がある中で、子どもの世話をしながら働きたいというニーズは満たせていないんじゃないかって思うんです。

その結果として、希望する雇用形態がダントツのパート、アルバイトになっている。

働き方の多様化を進めることで、働き続けられる看護師が増える!

 パートやアルバイトを希望するというのは、時間にもっとゆとりがもちたい、仕事以外の時間を充実させたいという心の叫びだと思っています。心にゆとりが必要ですってよく聴く言葉ですが、これが真実だと私は思っています。働き方が選べるようになり、フルタイムの選択肢以外を考えられるようになったとき、当然ですが、それなら働ける、働き続けられるって定着し、組織の力となってくれると思います。返報性の法則ではありませんが、組織が従業に対してしっかりと報いてあげることが、組織に貢献する人材育成につながると考えています。


職場では互いに支え合う、自分の職務に集中する環境ができると考えています。


多様化することで、互いを理解する

 多様化にはさらに良い点があり、働ける人が増えるだけでなく、多様な条件で勤務するスタッフで協力しないといけないので、互いの立場や役割を明確にし、連携を取り合うようになるということ。同じ業務にあたっていた2人が同じ条件で雇用されていた場合、極論ナースコールの数が私の方が多いとか、検査の数が私のほうが多かったとか簡単に比較をして不満が生まれます。でも、そもそも雇用形態が異なれば、単純な比較はできなくて、どこまでをしておくといいのかやサポートが必要なのはどれかを真剣に考えられるようになる。純粋にチームとして協力する素地になると思っています。仕事した分損したなんて感情は不要ですから。


求められているのは働き方

就業時に求めら得れている情報提供で必要なのは、「働き方」。そして、これにギャップがなければ看護師は働き続けることができるんです。覚悟できれば、知っていれば自己責任ですから、ちゃんと働くんです。これも統計で結果が出ていて、看護師が就業を継続する理由として一番なのが自分の希望する働き方かどうかとなっています。求められている、選ばれる理由はもはや働き方なんです。

働ける環境か判断する材料がない

「看護師が自分らしく働ける環境であるかは、実際に働いてみないとわからない。」って本気ですか?看護師がする仕事って良くも悪くも基本一緒です。やり方は異なるかもしれないけど、根本は一緒です。だから、どこでもそのやり方さえわかれば働けると思っています。

でも、多くの病院がその働ける環境を伝わるように表現していないと感じています。

託児所完備って書いてある言葉はどれだけ信頼性があるのか。

子どもの発熱などの急な休みに対応できますってどれだけ信じられるのか

就職する方も、採用する方も真剣です。

離職率が低ければ、その組織は従業員満足度が高いのか

簡単な言葉に置き換えてしまえば、そこにまとめられてしまった背景はすべてどこかにいってしまいイマイチ伝わらないものとなります。


もっと採用する側の情報提供を進めていきたい!

 採用する側の情報提供を伝わるように工夫することで、思い違いをなくし、互いに望んだ関係が築けると考えているからです。そのためには、ホームページを活用し、働き方にフォーカスを当てたPRに力を入れることを大切にしています。

 ホームページから採用できるようになれば、自然と離職率は軽減していくと思いますし、潜在看護師も職場復帰するきっかけになっていくと思います。ホームページにお金をかける必要もありません。思いを伝えること、それがホームページを活用した採用になります。

 いろんな広告媒体に出稿しても人が集まらないと悩んでいるのであれば、ぜひ始めてください。使い古された言葉を出稿しても人はあつまりません。採用したい看護師をイメージして、自分の言葉で語りかけていきましょう!


ホームページからの採用が、組織を高める

 ホームページからの採用を増やすことで、高いマッチングでの採用に繋がり、無駄な採用コストを落とし、教育費や設備への投資を増やせると考えています。これにより、本来私達が意識すべき利用者へのケアの質の向上につながると考えています。

 よりよいケアをするために、採用方法からぜひ見直してみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました!