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人生を変えるには

2019.03.06 02:19

毎日忙しいビジネスパーソンにとって生活の大半を埋め尽くす「仕事」は人生そのものだと言っていいほど、脳みそを占領しているのではないでしょうか。

家には寝に帰るだけという働き盛りの世代もいるでしょうし、労働時間だけの問題ではなく帰宅後も休日も頭の中では仕事の案件が離れないということもあり、多くの方が仕事人間と化したライフスタイルになりがちです。

しかし、例え仕事が大好きだという人にとっても そのことばかりを考えすぎるとカラダには負担となる場合があります。

適当で、時に真剣で、非生産的で、完全な自己満足に没頭し、他を忘れる瞬間を定期的に味わうことができる趣味を持つことは精神衛生上、そして脳科学的にも良いとされています。

脳には適度に変化が必要で、脳のチャンネルを変えることは想像以上にヘルシーなことです。

エンターテイメントは まさに私たちのメンタルヘルスと生涯の健康に大きく寄与していると言えます。


世の中に「論」とつくものが幾つあるでしょうか?

ムリヤリ探せば50個ほどは挙げられそうですね。

例えば「仕事論」「夫婦論」「教育論」「社会(理)論」「経営論」「友達論」など。

既に証明された事実について話をする際の「理論」も、与えられた条件から真実を探す道筋となる「論理」も含め、全ての言い分についてプライオリティを明確にする作業に30歳を過ぎたあたりから誰もが取り掛かるべきだと私は感じています。


前述したように「人生=仕事」というテーマに戻れば皆さんの感情はどんな反応を示しますか?

不安・恐怖・不快感を感じますか?

それとも期待・喜び・受容・信頼というワードが浮かびますか?


現代におけるワークライフバランスという概念は、まるで人間が水中から苦しそうに顔を出し、息継ぎをして再び水中へ戻るような初心者のクロールのようなもので、つかの間の休息を楽しみにし 再び苦しい平日(水中)をやり過ごす人々がつぶれないように休みの過ごし方を考えたりすることを政府や行政が気遣っている様子と言えます。


では、、、人生がもっとも豊かになるためには「〇〇論」を優先順位の1番目に持ってくる必要があるでしょうか?


これが人生論というわけですね。


動物園に行ったり、産婦人科で生まれたばかりの子供を見たり、また保育園で遊ぶ子供達を見て、皆さんは何を感じますか?


な~んのために人間屋さんをやっているのかと感じませんか?


ミッションを背負うためでしょうか?

時代に爪痕を残すために生まれてきたのでしょうか?

はたまたコインを集める旅に参加したとでも言うのでしょうか?


本当に大切なのは、いくつもの豊かな喜びを集めることだと思いませんか?

皆さんの喜びボックスはどのくらい貯まっていますか?

徳を積むのも良いですが、喜びボックスの調子はどう?


これらは「人生論」が真っ先にこなければ絶対にあり得ない思考だと私は思っています。


どうしても「仕事論」や「経営論」が顔を出してきます。

「お金を得るためには~」という呪文が私たちを縛ります。

もちろん仕事は大切ですが、あくまで人生論の中に仕事論や教育論があることを忘れてはいけません。

子供たちに無理な教育を強いてしまった場合、教育論とは将来の子供の仕事論には繋がるかもしれませんが子供の人生論を下げかねません。

うまく様子を見ながら、あくまで人生論が先に来ることを念頭に置いて生活をしてみると少し心が楽になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。


追記:

本日はエアリアルヨガを受けに伊那から、また今年に入り20代前半のお客様が非常に増えました。

出会いたい人と出会う仕組みを作り、その方たちと喜びボックスを満たし合う環境がセットできるのは「人生論」が真っ先にくるような生き方をしているからに他ならないと思っています。

決して「自分の価値とは」などナンセンスな考えには持って行かず(他者と未来の環境に配慮しつつも)人は皆 楽しむために生まれてきたという前提をいつも忘れてはいけません。


イメージしてください。

大好きな仲間たちと休日にBBQをする姿を。

その時の感情が日常にゴロゴロある私達は幸せ者ということで宜しいでしょうかm(__)m