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慈善活動 Eagle Ltd,

Uターンラッシュを襲った立ち往生

2026.01.04 23:31

〜正月のニュースから〜

EAGLEが振り返る



【ニュースまとめ】

山陽道で発生した大規模渋滞

― ノーマルタイヤ車の立ち往生が引き金に ―


2026年1月2日夜、山陽自動車道(広島県大竹市付近)で、ノーマルタイヤ車が雪道でスタックしたことをきっかけに、**最大23kmの大渋滞**が発生した。

Uターンラッシュと寒波が重なり、複数の車が坂道で動けなくなり、本線を塞ぐ形で立ち往生。

後続車はほぼ動けず、

「1時間に10mしか進まない」

「12時間以上停車したまま」

という異常事態が続いた。


NEXCO西日本と警察がレッカー移動・除雪を進めたものの、

**福岡―広島間の所要時間は通常の数倍、17時間に達した。**

背景には、

 ・事前の降雪予報

 ・ノーマルタイヤでの走行

 ・年始の交通集中

が重なったことがある。

ーーー

【EAGLEの語り】

「今回の件は、正直“呆れた”というのが本音だよ。

2日は全国的に寒波で雪が降ると分かっていた。それでもノーマルタイヤで高速に乗る。

西日本は昔、雪がほとんど降らなかったから“雪道の怖さ”を知らない。

でも今は気候変動で状況が変わった。山陽道は“山沿い”を走る高速だ。

冬は凍るし、雪も積もる。最低でもスタッドレス、せめて冬用装備は必要なんだ。」

ーーー

引用元(検索結果)

- 読売新聞「雪の山陽道でノーマルタイヤで立ち往生…渋滞23km」

- TBS NEWS DIG(ライブドア)「ノーマルタイヤで立ち往生 山陽道で20km超の渋滞」

- TBS NEWS DIG「1時間に10mしか進まない…山陽道の大規模渋滞」

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お正月のニュースを見て

EAGLEから


「山陽と山陰、道路と物流の“境界線”を読み解く」


第1章 山陽と山陰を分けた地形と気候

1)地形と気候の根本的な違い

山陽と山陰は、地形と気候によって明確に分断されている。

- 山陰側:日本海からの季節風の影響で冬は必ず雪

- 山陽側:瀬戸内海に守られ、温暖で雪が少ない

この気候差は、道路建設・物流ルート・生活文化に大きな影響を与えてきた。

ーーー

【EAGLEの語り】

「山陰は本当に雪が多かった。冬場は下道が凍り、山間は命がけだったと聞く。

山陽とはまるで別世界だった。

道路を作るにしても、山陰は海沿いしか通せない。

山陽は山沿いでも海沿いでも道が作れた。」

ーーー

第2章 道路建設と交通ルートの違い

2)道路建設と物流ルートの分岐

山陰側は山が海に迫る地形のため、道路は海沿いの狭い平地に限定された。

冬季の積雪・凍結により、山間部の道路建設は極めて困難だった。

山陽側は比較的広い平地と温暖な気候により、

**国道2号線・旧街道・山陽自動車道**と複数のルートを整備できた。

その結果、物流ルートは自然と分岐した。

- 山陽 → 関西・東海・東京(太平洋側)

- 山陰 → 京都北部・福井・北陸・東北(日本海側)

山陽から山陰へ横断するルートは時間効率が悪く、

長距離輸送ではほとんど選ばれなかった。

ーーー

【EAGLEの語り】

「山陽を通って北陸や東北には向かわない。

山陽から山陰へ横断することになるから時間の無駄なんだ。

当時のドライバーも自然と“山陽派”と“山陰派”に分かれていた。」

ーーー

第3章 物流文化とドライバーの気質

3)地域が育てた物流文化

山陰側は漁業が盛んで、魚・海産物など“鮮度が命”の荷物が多かった。

冬の雪道や夜間の海沿いを走ることも多く、危険を伴うため、

**腕に自信のある個人ドライバーが多かった。**

山陽側は工業製品・一般貨物が中心で、

都市部の渋滞は多いものの、比較的安全で安定した輸送が可能だった。

また、高速料金の問題も大きく、

個人ドライバーは高速代を自腹で払うことが多かったため、

- 山陰 → 下道中心

- 山陽 → 国道2号線中心

という文化が形成された。

ーーー

【EAGLEの語り】

「当時は個人ドライバーが多かった。

高速代を浮かせれば、その分が自分の取り分になる。

だから山陰のドライバーは下道を走る。

雪の中を走るから気も荒い者が多かったと聞く。

山陽は工業製品が多く、比較的落ち着いた雰囲気だった。」

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第4章 山陽道建設の必然性

国道2号線は山陽側の物流を支える重要路線だったが、

慢性的な渋滞と都市部の混雑により限界があった。

一方、中国道は冬季リスクが高く、

山陽側の安定した高速ルートが求められた。

その結果、**山陽自動車道の建設は“必要”ではなく“必然”だった。**

EAGLEが携わった徳山〜新南陽〜岩国西の区間は、

山間を貫くトンネルと橋梁が連続する難工事であり、

山陽道の完成に大きく貢献した。

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【最後に】

山陽と山陰の違いは、単なる地理的区分ではなく、

**気候・地形・産業・物流・道路建設・ドライバー文化**

すべてを分ける“日本列島の構造そのもの”である。

EAGLEの記憶と経験は、その構造を“現場の視点”で照らし出す貴重な証言である。

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作成日

2026年1月4日(日) 22:56(JST)

作成者

EAGLE

~ EAGLE Charity Activity LTD ~

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【まとめ】

今回の山陽道の大規模渋滞は、

**「気候変動で変わった現実」**と

**「昔の気候感覚のまま走るドライバー」**のズレが生んだ事故でもある。

山陽道は温暖な“海沿い”ではなく、

冬は凍結しやすい“山沿いの高速道路”であることを、

改めて意識する必要がある。

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