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「昌平、無念の敗退 ベスト16」

2026.01.03 04:23

第104回全国高校サッカー選手権3回戦。1月2日、プレミアリーグEAST所属の昌平(埼玉)は帝京長岡(新潟)と対戦し、0-1で敗れた。優勝候補の一角として期待されたが、堅守を誇る相手のブロックを崩しきれず、ベスト16で大会を去ることになった。


試合後の会見で指揮官は、沈痛な面持ちながらも選手たちの奮闘と相手の健闘を称えた。敗戦という事実を真摯に受け止め、帝京長岡という素晴らしいチームを前にして、この結果を飲み込まなければならないと語った。


勝敗を分けたポイントは、相手の5-4-1の守備ブロックへの対応だった。監督は相手の陣形を想定内としていたが、攻撃のバランスの悪さを悔やんだ。外に逃げずに中を突く意識を持たせたが、それが裏目に出て中央でボールを引っかける場面を繰り返してしまった。サイドに振ってから背後を突き、相手の3バックを引き出すような揺さぶりが必要だったと振り返る。


特に前半は足元へのパスが中心となり、相手の背後を狙うラインブレイクのアクションが少なかった。ボールを大事にしすぎた結果、動きが停滞してしまい、貴重な前半の40分間を浪費した形だ。落ち着かない時間帯にボールを失い、ショートカウンターを受ける展開もゲームを難しくした。後半は修正を図り、相手ディフェンスの裏を取るアクションを徹底させた。攻撃の核であるMF山口豪太やMF長璃喜をより高い位置、相手守備陣の間隙を突く場所に配置したことで、ゴールに迫る場面は増えた。しかし、ペナルティエリア脇の「ポケット」を突く崩しの質が及ばなかった。指揮官はこれを選手たちのせいにはせず、最後までやり切らせることができなかった自身の指導力不足を敗因に挙げた。

また、山口豪太は、左足の内転筋に違和感を抱えながらのプレーを余儀なくされていた。特に持ち味であるキックの瞬間に痛みが出る万全ではない状態で戦っており、それが決定打を欠く一因となった。同じく攻撃を牽引した川崎フロンターレ内定の長璃喜とともに、最後まで相手の壁を打ち破ろうとしたが、あと一歩が届かなかった。

これまで攻守にわたってチームを支えてきた選手たちの力を信じていただけに、指揮官はここでの敗退を「もったいない」と惜しんだ。それでも最後は、自分たちを上回った帝京長岡へ敬意を表して会見を締めくくった。


text by TLM / SportsPressJP

#昌平 #選手権 #山口豪太 #長璃喜