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「今日はもう5-0ぐらいで勝とう」正木昌宣監督

2025.12.30 04:24

第104回全国高校サッカー選手権は29日、フクダ電子アリーナで1回戦が行われ、青森山田は初芝橋本に5-0で快勝 。昨年の初戦敗退という苦い記憶を払拭、圧倒的な攻撃力で2回戦進出を決めた 。

試合後、青森山田高の正木昌宣監督は早い時間帯での先制点について、「前半10分までの得点は昨日のミーティングから伝えていた。今年、先制した試合はプレミアリーグでの1試合を除いてほとんど勝ち切っているので、本当に大事になると考えていた」と振り返った 。先制ゴールを挙げた杉山大起については、「チームの中で一番頑張るし、皆から応援される選手。彼のゴールはチームに勢いをもたらしてくれた」と、その献身的な姿勢を高く評価した 。

今季の主戦場だった4バックではなく3バックを採用した点については、「今一番調子がいい選手を11人送り込もうと考えた結果だ。1年間4バックで戦ってきた強みもあるため、両方のシステムをある程度のレベルでこなせる自信を持って使った」と、選手権を見据えた戦略的な判断であることを明かした 。

昨年度の初戦敗退の影響が懸念されたが、正木監督は「去年は苦い経験をしたが、今の部員たちは全国大会が初めてなので、気負うことなくチャレンジャーとして迎えられた。試合前の控室でもリラックスできていた」と語った 。一方で、完勝という結果にも慢心はない。「点差以上に、打たれたシュートなどの細かな部分を詰めないと、これからレベルが上がる相手には対応できない。選手権という舞台で、選手たちが自分も自分もと前がかりになり、カウンターを受ける場面が前半から見られた」と課題を挙げ、改善の必要性を指摘した 。

途中出場でゴールを決めた選手たちへの言及もあった。10番を背負いながら怪我に苦しんだ小山田蓮の得点には「率直に嬉しい。10番としてのクオリティはある選手だった」と喜びを示した 。また、強烈なミドルシュートを決めた今田匠については、「彼の左足は全国トップクラス。この1週間レギュラーで使おうか迷ったほどであり、彼なら決めて当たり前だと思っている」と全幅の信頼を寄せた 。

「優勝した年は初戦で圧倒していると選手に伝え、今日は5-0で勝とうという気持ちで臨んだ。それに選手たちが答えてくれた」と述べた正木監督は、選手権特有の難しさをコントロールしつつ、王座奪還に向けた確かな手応えを口にした 。


text by TLM / SportsPressJP

#青森山田 #正木昌宣監督

#高校サッカー #選手権