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田中 英数ゼミ

RippleはXRPを捨てたのか?

2026.01.07 03:06

Monica Long発言の真意と、TradFi融合戦略の全体像


最近、Ripple社プレジデントのMonica Long氏の発言が、界隈で大きな誤解を生んでいます。

「moving beyond XRP(XRPを超えて)」

Citadel・Fortressと組んだ巨額資金調達 M&A(買収)戦略

規制を“受け入れる姿勢、これらの言葉だけを切り取ると、

「RippleはXRPを捨てるのでは?」

と感じてしまう人が出るのも無理はありません。

しかし、結論から言うと真逆です。

結論を一言で

「RippleはXRPを捨てる」のではない。

「XRPだけの会社ではなく、制度金融(TradFi)と本気で融合する金融インフラ企業へ進化する」という宣言です。

短期的な価格物語よりも、 長期的に“金融システムに組み込まれて生き残る道”を選んだ。

それが今回の一連の発言の本質です。


発言の核心①:「moving beyond XRP(XRPを超えて)」の本当の意味

この言葉は、非常に誤解されやすい表現です。

❌ XRPをやめる

⭕ XRP“一本足”の評価から脱却する

背景にある問題

世間では長年、

「Ripple=XRPの価格を上げたい会社」

というイメージが付きまとってきました。

しかしこれは、銀行 政府 年金 機関投資家にとっては重大な信用リスクです。

そこでRippleは、明確に立場を切り替えています。


「私たちは投機コインの会社ではない」

「金融インフラを提供する企業だ」

「XRPを超えて」とは、XRPを捨てることではなく、誤解を超えることなのです。


発言の核心②:Citadel・Fortressと組んだ巨額資金調達

ここが、今回の話で最も重要なポイントです。

Citadel / Fortressとは何者か

世界最大級のヘッジファンド

米国金融システムの中枢にいる存在

いわゆる反体制クリプトとは正反対の立場にいるプレイヤーです。

彼らがRippleに投資する意味

これは明確なメッセージです。

❌ 既存金融を壊す存在

⭕ 既存金融をアップデートする存在としてRippleが評価された、ということ。

Rippleはもう「アウトサイダー」ではなく、 完全に制度側のプレイヤーとして認識されているのです。


発言の核心③:「acquisitions(買収)」が示す戦略

Rippleは、今後積極的にM&Aを進めると明言しています。

狙っているのは👇

カストディ(資産保管)企業

トークン化(RWA)技術

決済・清算インフラ

規制対応済みの企業

なぜ自前で作らないのか

これは完全にTradFiのやり方です。

Google Visa JP Morganと同じく、「時間を買う」戦略。

すでに制度側にいる企業を取り込むことで、 最短距離で“使われるインフラ”になることを狙っています。


発言の核心④:「embracing regulation(規制を受け入れる)」の真意

これもよく誤解されますが、意味はこうです。

❌ 規制に屈した

⭕ 規制を“参入障壁”として使う

規制が厳しくなるほど👇

小規模 無免許 グレーなプロジェクト は淘汰されます。

最後に残るのは👇

資本 法務 免許 を持つ企業だけ。

Rippleは、 「最後まで残る側」に行く選択をしたのです。

では「XRPの立場」はどうなるのか?

ここが一番大事な整理です。

Ripple ≠ XRP

完全に同一ではありません。

しかし、国境間決済 即時清算 流動性ブリッジ

という中核思想において、 XRP以上に適した資産は存在しない。

今後の役割分担 表向き

ステーブルコイン(RLUSD)

CBDC

RWAトークン

裏側

清算

流動性供給

通貨変換

👉 ここで使われるのがXRP

つまりXRPは、

「主役」から「基幹部品」へと役割が進化する。

目立たないが、 外すことができない存在になります。

Vertical Integration(垂直統合)という完成形

Monica Long氏が語ったもう一つのキーワードが、

Vertical Integration(垂直統合)です。

Rippleが揃えようとしているフルスタック

ブロックチェーン:XRPL

ブリッジ資産:XRP

ステーブルコイン:RLUSD

カストディ:Palisade

規制・銀行免許:OCC国家信託銀行

👉 「送る・保つ・交換する・管理する」を一社で完結

これは、Visa JP Morgan SWIFT(旧来)と同じ発想です。


短期と長期で見たXRPの評価

短期視点

「XRP軽視」に見える

価格材料としては地味

長期構造

インフラに組み込まれる

代替されにくい

生存確率が上がる

皮肉ですが、一番、夢がない戦略が、一番生き残る

それが今回の選択です。

最後に本当に価値が出る資産は、

「騒がれなくなった頃」にインフラとして定着する

今のRippleとXRPは、 まさにそのフェーズに入りつつあります。

革命家ではなく、 インフラ業者になる。

それがMonica Long氏の発言の、本当の意味かな?(知らんけどw)

XRP関連のETFに資金が流入し、市場のXRPを吸い上げている!