英語の発音は学ぶべき❓(1)
こんにちは❗
今回はこれまでの指導や生徒さんとの会話を元にして
「英語の発音は学ぶべき❓(1)」
をテーマにして
4つのこと
をちょこっと書いてみました❗
最近では受講生から「神耳(カミミミ)」
(言いにくいですよねw)
と言われるようになったおっちゃんぬ。
そのおっちゃんぬの見解を述べようと思います。
「神」かどうかは別として(いや、違うでしょ)。。。
声を聞いただけで舌の位置と形状が分かる
のは発音指導者として売りにしております。
毎月やってる発音セミナー情報はここから❗
話がそれましたが。。。
このブログは次のように展開します。
1.おっちゃんぬの見解
2.生徒さんの発音トラブル体験談
3. まとめ
2 と 3 については続編として次の記事に書こうと思います。
じゃ、始まり始まり〜〜〜
⭐ 英語の発音は学ぶべき❓ ⭐
1. おっちゃんぬの見解
結論から言います。
絶対に学んだほうがいい❗
でも完璧は目指さなくていい❗
単純明快ですね❗
さてその理由ですが、パッと思いつくもので4つあります。
✅ 1. 発音があまりにも違う❗
多くの人が日本語と英語の発音が全然違うことは知っていますよね。当然です。しかしどう違う❓と問われると、これには答えられない人がほとんどではないでしょうか。というか、仮にしっかり答えようとするとすごく時間がかかります。
言い方を換えるとすごく時間がかかるほどに違いがあるんです。ただ発音と言えど、呼吸や筋肉の使い方などを含めて日本語にはない音を生み出す必要があるので、これまでみなさんがしてきてた日本語の発音はあまり役に立ちません。
この違いを無視して自分が思う「なんか英語っぽい発音」をしても、そのベースは日本語の発音と発声なので「なんか、っぽい」ままで終わります。これでは結果として英語ネイティヴにはちゃんと伝わらないことがたくさんあります。何度も聞き返されて、最後にはお互いにあきらめるなんてことはよくあることです。
多くの人にとって、英語を学ぶ理由は英語で話してコミュニケーションを取ることだと思います。ということは、英語を声に出して使うわけですから、発音から逃げることはできません。
✅ 2. 現実世界とレッスンの違い
ふだん英語で話している相手は英語の先生でしょうか、それともお仕事関係の方、友人、偶然出会った観光客でしょうか❓ 実はこれ、けっこう考えてみる価値があることなんです。
英語の先生や日本在住歴が数年になる外国人の方々は、日本人が話す英語に慣れています。日本人がどんな間違いをするのか、苦手な発音が何なのかを知っているため、こちらの発音が上手でなくても理解してくれるんです。そして理解しようとする姿勢も見られます。これはすでに普段のレッスンで感じている方も多いと思います。
一方で、日本人が話す英語に慣れていない外国人だと状況がかなり変わります。後で紹介する生徒の体験談にもありますが、こちらが一生懸命に伝えようとしていることでも、分かりにくい場合は理解しようとするのをすぐにあきらめてしまう人がたくさんいます。しかも国内の会社の業務でこういうことが起こることもよくあるんです❗ 仕事にならないですよね。これが理由でおっちゃんぬの個別レッスンを受けている方もいらっしゃいます。
また上手じゃない発音を笑う人さえいます。これは大げさな話ではなく、おっちゃんぬも経験しましたし、同じ経験を持っている人がたくさんいます。
「そんなひどい人が本当にいるの❓」と思うかもしれませんが実はたくさんいます。訪日外国人が増えていくにしたがって同様の話を聞くことが多くなってきました。相手にあきらめられたり笑われたりしたら、さすがにショックですよね。。。
つい先日は東京駅構内でエスカレーターに乗っているときに、日本人の英語の発音を大きな声でバカにしている英語ネイティヴのグループがいました。非常に悲しかったです。
何もネイティヴとまったく同じ発音をする必要はありません。しかし日本語なまりが理由で聞き取ってもらえない発音を少しでも減らす努力をすることで、変な問題は減ります。そうすればより多くの人と少しでも安心して話せるようになりますよね。
✅ 3. 相手にストレスを感じさせない❗
非常に重要なポイントで、文字に例えると分かりやすいです。ものすごく読みにくい手書き文字を想像してみてください。つまり「めっちゃ汚い字」です。それで長文を読まされたらたまらないですよね。
これと同じように、もし発音があまりにも上手でないとすれば、話している間ずっと聞き手にストレスを与え続けることになるんです。日本語でもあっても「ザ・カタコト」な発音の人と長時間話していると、とてもつもない疲労感に襲われることがあります。過去にバーのアルバイトで外国人と毎晩話していたおっちゃんぬ自身、何度も経験しました。
「親切に聞く態勢」にない人が聞き手だと、これが理由で話を早く終わらせようとする人もいたり、ビジネスだと信頼性に欠けると判断されてしまうことすらあります。
人に読んでもらう文を手書きで書くときには丁寧に書こうとしますよね。それと同じように、少しでも分かってもらいやすい発音で話すことは大切なことでもあります。
✅ 4. リスニング力の向上につながる❗
言い古されていることですが、やはり発音はリスニングに、リスニングは発音に影響があります。自分で出せるようになった音は聞けるようになるし、聞ける音は真似しやすい。どちらもトレーニングすることにより、両方の力がより早く向上するのでやる価値があります。つまり英語の検定試験の対策にもなるわけですね。それに海外のドラマや映画の英語が徐々に聞き取りやすくなっていきます❗
これまでの指導経験の中でプロの歌手の方に発音指導をしたことがありますが、こういった方々は発音の習得が非常に早いです。やはり音とリズムを聞く能力に長けている方は発音をつかむのも上手です。逆に歌が上手でない方は発音練習をしてもなかなか伸びない傾向があります。このような方々は音に関わるあらゆるトレーニングをすることで英語の発音を上達させやすくできます。
「自分は音痴だ」と思われている方は、歌の練習や音楽を聞いてリズムを取る練習に根気をもって取り組むことで、英語のリスニング力と発音の向上につながります。それだけでなく、体を動かすスポーツもリズム感を養うのに役に立ちます。「歌や音楽、さらにはスポーツまで英語と結びつくの❓」と驚いた人もいるのではないかと思いますが、これらは密接に関連しています。
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ということで、おっちゃんぬの見解とその理由を述べさせていただきました。
「発音なんて下手でもいい」という意見もあり、そのとおりなんですが、「どの程度下手」かにもよります。
ここまでの4つの視点を考えると、発音練習をまったくやらないのはさすがにおかしいということが分かっていただけるのではないでしょうか。
ということで❗
3月の発音セミナー「英語・文発音塾」にもぜひお越しください❗
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「英語の語順の仕組み」13:05 〜 13:55
英単語をどう考えて並べれば意味の通じやすい英文が生まれるのかについて、普通の文法参考書にはない視点でご説明します。
では、続きは次のブログで❗