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“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二百八通目『自分の最高到達点をイメージせよ』

2026.01.13 22:00


◆“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二百八通目『自分の最高到達点をイメージせよ』


 「君が想像する、君の最高到達点はどんなイメージですか?」


 この問いに、明確に即答できる人は多くありません。


 とても重要なことなのです。

 この問いに答えられない人は、おそらく「遠回り」しています。


 「最高到達点」とは、「成功の保証」でも「才能の証明」でもありません。「自分がどこを目指して歩いているのかを示す “目印”」です。


 芸能活動だけではなく、人生は、よく “航海” に例えられます。

 大海原に出るとき、船はすぐに目的地へ着くわけではありません。季節によって風向きは変わり、潮の流れも違います。時には、どうしようもない嵐に巻き込まれることもあるでしょう。

 それでも船は進んでいきます。なぜなら、向かうべき港が決まっているからです。


 「自分の最高到達点」をイメージできる人は、「今、何をすべきか」を考えられます。いつまでに、そこへ行きたいのか。今の実力で、どれくらい進めるのか。どこで立て直す必要があるのか。努力も、工夫も、我慢も、すべてはその港に辿り着くための選択になります。


 一方で、目的地を決めない航海はどうなるでしょうか。なんとなく進み、なんとなく耐え、なんとなく続ける。気づいたときには、積んでいた水も食料も尽き、「もう無理だ」と大海の真ん中で、ひとり立ち往生することになります。

 これは才能の問題ではありません。計画のない航海では、誰でも難破するのです。


 とはいえ、誤解しないでください。「最高到達点」は、最初から正確でなくてもいいのです。途中で変わってもいいのです。

 大切なのは、「今はここを目指している」と言える地点があるかどうかということです。

 港が見えていれば、多少遠回りしても、人は耐えられます。嵐に遭っても、踏ん張れます。


 「どこまで行きたいかは、まだ明確じゃないけど、ここで終わるつもりはありません」


 そう言えるかどうかということです。


 海図とコンパスを持たずに海へ出るのは、勇気ではなく、無謀です。まずは、自分なりの港を思い描いてください。遠くてもいいです。ぼんやりしていてもいいです。

 思い描ける「港」があれば、君の航海は「お金と時間の浪費」ではなく、「意味ある前進」に変わります。


 君が想像する、君の「最高到達点」はどんなイメージですか?

                                               以上



「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二百七通目」は2026年1月7日の記事

「“アイドル”や“何者か”を目指す君への手紙 二百九通目」は2026年1月21日の記事