【終活コラム】vol.01当院へのご遺体搬送をご希望の方へ
「家族が亡くなりました。施設や病院から直接お寺に搬送できますか?」
というお問い合わせがコロナ禍以降多くなり、ここ最近は受け入れが難しい状況が続いております。当院への直接の搬送からの通夜葬儀をご希望の方には、当院の現状や具体的な進め方を本記事に記しておきますので、事前にご一読いただければ幸いです。
【はじめに】搬送の現状について
まず、この2〜3年と今後の見通しとしては、年々直接の搬送が難しくなっている傾向があります。土日の法事が予約で埋まってしまい、平日にも法要や会食を行う方々(主にリタイアされて平日に時間が取れる世代)が増えています。
お寺の会館に先約がある場合や法要の会食などが入っている場合には、基本的にご遺体の搬送が受けられない場合があります。その場合、一度ご自宅や葬儀社の安置施設に搬送し、納棺を行った後に当院へ通夜に合わせて搬送することを提案しております。
お寺の時期も重要であり、年末年始やお正月、彼岸、お盆、大般若会などの大きな法要が入っている時も同様にご遺体の引き受けができません。
また、最近は福島市内でも葬儀社各社が安置施設を多数展開していることから、ご相談があった場合には近隣の施設などを紹介するようにしています。お寺に安置施設をというご要望も多いのですが、維持運営の固定費などを考えると中長期的には外部の施設を利用する方が良いと考えております。
【搬送連絡】いざという時は?
まずは安洞院へお電話、LINEなどでのご連絡をお願いします。
空きがあればすぐにお迎えすることも可能ですが、難しい場合はその状況での最善の形をご提案します。なお、ご遺体の搬送は葬儀社の車両でしか行うことが出来ませんので、互助会に入っている葬儀社などに搬送のご連絡をお願いいたします。業者が決まっていない場合は安置施設も含め、当院から手配いたします。
なお、深夜などは対応できない場合もあります。家族を中心に数少ない人数でお寺を回しておりますので、場合によっては翌朝のご連絡へのご協力をお願いします。
【搬送後の流れ】
当院への搬送が可能の場合は、ご安置の部屋に布団や枕花の準備などを行い、葬儀社の担当の方が搬送してくださいます。ご家族がお揃いの場合はその場で枕経、葬儀日程の打ち合わせにはいります。
深夜時間帯や人が揃わない場合、ひとまずご安置の後で翌日に改めて打ち合わせを行います。
【費用について】
毎年の年次報告に記載の通り、当院にてのご安置の場合、1日あたり2万円の安置費用をご負担いただいております。通夜、葬儀の場合は所定の式場使用料がかかります。詳しくは以下をご覧ください。
こちらは当院へ納めていただく式場使用料となり、その他、施行葬儀社への各種お支払いが発生します。(人件費、霊柩車、飲食、引き出物など)
<20名未満の家族葬の場合〜会館>
少人数での家族葬の場合は客殿であるしのぶ会館の広間を使用します。54畳の広間が法要スペース、27畳の広間が親族控室や会食スペースとなります。
通夜・葬儀の式場使用料5万円(1日あたり25,000円)
<20名以上のご葬儀の場合〜本堂>
ある程度の人数が集まる場合は本堂の使用をお勧めいたします。厳かな空間の中でお見送りの儀式を行い、会食などはしのぶ会館にて行います。少人数であってもご希望の場合はご利用いただけます。
通夜・葬儀の式場使用料10万円(1日あたり50,000円)
【宿泊について】
当院では、通夜葬儀のための目的に限り、法要のための宿泊が可能です。一人用のユニットバスもあります。ご宿泊の場合は葬儀社経由で貸布団を人数分手配していただくようになります。食事等については近隣の食堂やコンビニ、厨房の電子レンジなどをご利用いただいております。
【その他】住職からのコメントなど
ご質問が多い内容について、記事をまとめさせていただきました。
冒頭にも書いた通り、ここ最近はご遺体の搬送が中々受けられない状況が続いています。お亡くなりになるタイミングは誰にも分からないため、前もって会場を押さえることができません。まずはご一報いただければご一緒に最善の方法を考えますので、お寺に限らず、近隣の式場や葬祭施設などもご検討のうえ、ご不明な点などがあればいつでもご相談ください。
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