フェムケアが守る女性の心と尊厳
フェムケアの話をすると
「私はまだ大丈夫!」
と、おっしゃる方が少なくありません。
そのお姿を見るたびに、きっとたくさんのことを強いられてきたのだろうな、と。
感じる事があります。 言われたら、やらなければいけない。とか、
我慢するのが当たり前。とか。。。
違和感があっても、痛みがあっても、
「まだ大丈夫」「他にやる事があるから」
「私が我慢すればいい」と思う癖。
時には、フェムケアという言葉そのものに
とても強く「NO」を示される方もいます。
それは拒否というより、
これ以上、何かを背負わされることへの防衛反応なのかもしれません。
知識がないまま、違和感や不快感を我慢し続けなければいけないことは、
とても悲しいことだと思っています。
だから、おせっかいかも知れなくても 念の為、お伝えたくなってしまうのです。
これは、誰にでも起こりうることだから。
私の母の世代では、
フェムゾーンのケアについて学ぶ機会は、ほとんどなかったと思います。
病院でも、
「女性の体はこれからこう変化します」
「閉経後はホルモンの影響で、こんなことが起こります」
そんな予防の話は、ほとんどされてきませんでした。
女性は痛みに強い。
我慢できてしまう。。。
「年だから仕方ない」
「みんなそうかもしれない・・・」
そうやって、平気な顔で日常を続けてきた女性が、どれほど多かったでしょう。
生理痛がつらくても、
つらいと言えば、嫌な顔をされる。
言い方ひとつで
「生理なの?」
そんな言葉が投げられることもある。
それが、当たり前のように語られてきた社会。
同じ女性同士であっても、
「話しにくいことだから」と、
本当の悩みは胸の奥にしまい込まれてきました。
もしかしたら、隣にいた女性も、
まったく同じ悩みを抱えていたかもしれないのに。
せめて病院で、
「女性の体はこう変化します」
「こんなことに気をつけてください」
「こんなケアをしておくと楽になりますよ」
そう教えてもらえていたら。
でも、おそらく医療の現場でも、
十分に知られてこなかったのだと思います。
女性の泌尿器の不調は、
命に直結しにくいという理由で、
女性専門の泌尿器科が整ってきたのは、ここ十数年のことだと聞きます。
命に関わるから手厚くされる。
命に関わらないから後回しにされる。
その間で、
違和感や不具合を抱えたまま、
「我慢するしかない」と生きてきた女性たちがいました。
フェムケアは、
ただ体をケアするためのものではありません。
女性の心と尊厳、そして価値を守るためのものだと、私は思っています。
人は皆、女性の体から生まれてきたのに。
生理中の女性に厳しく、
「強い女性」に、さらに強さを求め続けてきた社会。
頑張ることを当然とされ、
弱さを見せることを許されなかった女性たち。
フェムケアを伝えることは、
そんな時代を生きてきた女性たちに
「もう我慢しなくていい」
そう伝えることでもあるのです。
もし今、
「私はまだ大丈夫」と思っている方がいたら。
それは、悪いことでも、間違いでもありません。
ただ、知ることで選べる未来がある、
ということだけ、心に留めていただけたら嬉しいです。
あなたの体は、
これまで十分すぎるほど頑張ってきました。
これからは、
労わることを選んでもいい。
フェムケアは、
誰かに強いられるものではなく、
自分を大切にするための、やさしい選択肢です。
フェムテックベリーダンス
Instagram https://www.instagram.com/femtech_bellydance/?hl=ja