オンラインレッスン 文字の変遷 隷書講座
2026.01.15 01:42
書の美しさは、なんといっても筆だからこそ生まれる線質です。
さまざまな線質を表現するためには、筆法において「蔵筆」と「中鋒」がとても大切なのですが、それを学ぶのにとても便利なのが隷書だと思っています。
当然、楷書や行書や草書でも学べるのですが、一般的に隷書は字の表現に一定の規制(字の大きさ、水平度、字と字の配置など)があるため、あまり一字一字の造形に気を囚われず、筆法に集中できるからです。
もちろん隷書と一言で言っても、発展段階や時代、地域において様々で、造形において自由度の高い表現のものもあり、なかなか楽しいものがたくさん残っています。
今回は、秦の始皇帝の文字統一前から、文字の変遷をいうテーマを軸に、時代順にさまざまな隷書を鑑賞しながら、隷書がどのように生まれ、それがどのように円熟していき、後世の楷書、行書、草書へと発展していったのかをまとめました。