【流 通】ソフトバンク 再エネ自家発電型基地局とAI制御で省電力化を加速
2026.01.16 00:40
ソフトバンクは太陽光と風力による再エネ自家発電型基地局の実証を、千葉県市原市で開始した。この基地局は稼働に必要な電力の一部(約3分の1)を自家発電で賄うことで、CO2の排出量を削減する。また停電時には一定時間自立稼働が可能なため、災害時の通信確保などにも貢献します。災害時などの活用を想定し、2026年度以降に一部地域へ拡大することを検討する。同社は、サプライチェーン全体で温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロにする「ネットゼロ」の実現を目指し、通信インフラの脱炭素化などを推進している。
再エネ自家発電型基地局は、太陽光と風力によるハイブリッド対応で、天候や時間帯に左右されにくい持続的な発電を実現する。また蓄電残量が規定値を下回ると自動的に商用電源に切り替わる仕組みで、スムーズな運用ができる。停電時にも、蓄電池により一定時間の自立稼働が可能で、電力が一時的に枯渇した場合にも、太陽光や風力により自動的に再充電・再稼働ができ、高いレジリエンスを実現した。
風力発電向けには、小型レンズ風車(3kW機)を採用した。この風車は、風を効率的に集めて加速させるディフューザーを備え、3m/s程度の低風速でも高い発電効率を発揮することが特長で、一般的な同サイズの風車と比べて約2〜3倍の発電効率を実現します。また、設置面積が小さいため、離島・山間部などでの導入にも適している。
この基地局の活用により、基地局で使用する電力における再エネ比率を高め、通信インフラの脱炭素化に向けた新たなモデルを構築する。
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