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Art sound journal

カンディンスキー模写「青騎士」を描いて思ったこと

2026.01.17 12:32

完成しました。

最初は、

「どんな色を使ってるんだろう?」

「どうやって塗ってるんだろう?」

そんな軽い興味だった。

でも実際に描き始めてみると、

思っていたよりずっと“整っていない”。

ベタっと塗る感じではなくて、

色を重ねたり、少し間をあけたり。

きれいに仕上げるというより、

置いて、待って、また置くみたいな感覚。

筆よりもしっくりきたのが、スポンジ。

絵の具をつけて、ポンポンと叩く。

そのムラや偶然が、なんだか心地いい。

模写って、

正解に近づく作業だと思っていたけど、

今はどちらかというと

他人の絵を借りて、自分の感覚を確かめている感じがする。

カンディンスキーの絵って、

完成形というより、

音が鳴っている途中を切り取ったみたいで。

描いていると、

「うまく描こう」より

「今どんな手の動きかな?」

そっちに意識が向く。

たぶん私は、

似せたいというより、

その場に流れていたリズムに

ちょっと触れてみたいだけなんだと思う。

そんなことを思いながら、

今日も模写を一枚。