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あるあるCall

続・無口な夫が「飲んじゃった証拠」

2026.01.19 15:00

アルコール依存症の人の多くは

シラフの時は無口でシャイです。

愛だの感謝だのを口にすることはほとんどありません。


だからそんな人が不意に

「ありがとう」とか「愛してる」などと言ってこようものなら

私たちはキュンとするどころか

「さては……飲んだな」とウンザリしてしまいます。


「酔ってフワフワしてる感じがダダ漏れで

こっちはむしろ一気に冷静になるのよね」


――そんな話を断酒している息子にしたことがあります。


すると息子は妙にうっとりした表情になり

「懐かしいなあ、その感じ」と言ったのです。


息子が言うには


  僕らは気が小さくて

  普段は言いたいこともなかなか言えない。

  でも酔うとそれが言えるようになる。

  愛とか感謝とか、本当にそう思って言ってるんだよ。

  僕らだってそれを言いたい気持ちを持ってるんだ。

  いいなあ、その感じ。

  酒には、そういう力もあるんだよな。


なるほど、と思いました。


私たちは「飲んだか、飲んでいないか」に注目しているので

酒で口が軽くなることは

単なる「飲んだ証拠」でしかありません。


でも本人にしてみれば

酒の力を借りたとはいえ

愛や感謝を伝えられた体験そのものが

断酒した今では少し懐かしい記憶になっている。

・・・そういうことなのかもしれません。


断酒すれば、家族との関係性はきっと改善されます。

できれば酒の力を借りなくても

自分の気持ちを言葉にできるようになるといいですね。


どうせならシラフで言ってほしいですから!