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大人バレエ・基礎が表現に変わる時間

2026.01.18 07:20

バレエのクラスレッスンは

バーレッスンとセンターレッスンで

構成されています。


さらに発表会の前には「作品レッスン(リハーサル)」

があります。


実はこれらは、別々の練習ではなく

「同じ基礎を、違う条件で練習」しているのです。

ですから、発表会を経験した方には基礎力が定着します。


少し説明をしますね。


① バーは「身体の使い方を理解する時間」です

「形(ポーズ)を真似る」ではなく

「支えがある状態で、正しい体の使い方を覚える」

練習をしています。


【バーレッスンで確認していることは】

● 床と身体のつながり

● 重心の位置

● 関節が無理なく動く方向

● 呼吸と動きの一致


② センターは「自分で支え、実演できるか」を確認します。

「支え無しで、自分の身体だけで

バーで確認したことを再現できるか」

確認しています。


【センターで育つ基礎】

● 重心移動のコントロール

● 立つ・動く・止まるの連続性

● 力まず固まらずに踊るための判断力

センターは 「バーの答え合わせ」のようでもあります。


作品練習は「基礎が表現に変わる時間」です

YURIバレエでは、発表会前に作品を踊るために、

急にレッスン内容の難易度を上げることはしません。

逆に言うと、

難易度を上げなれば(高度な技術がなければ)

作品として成立しない

表現ができない

とは考えていないのです。


YURIバレエの考えは

「基礎がなければ、作品は“動きの羅列”にすぎなくなる」

「基礎があるから、シンプルな振付でも伝わる表現ができる」


一般的に基礎といわれて一番に考えるのはこれではないでしょうか?

✖ アンデオールが完璧

✖ 足が高く上げられる

✖ ポジションを正しく


確かにこれらは基礎の一部です。

股関節の可動域を広げたり、柔軟性をあげるには

フロア・バレエクラスで特化した練習ができます。


正しいポジションを覚える練習も大切です。


それらを踏まえた上で、その他に

表現につながる身体に必要な基礎は


① 身体の構造を理解した使い方であること

● 骨盤の向きを理解できている

● 関節の向きに無理のないアンデオール

● 股関節・脊柱・足部が連動して動くこと

● 体幹は、動きを“止める”のではなく、流れを支えること


② 重力と床を味方にする感覚

ただ「上に引き上げる」だけではなく

● 床を感じて、床を押して立つ

● 重心移動が自然に滑らかに行える

● 力を抜いてもバランスが崩れない



③ 呼吸と動きのつながり

呼吸が止まる踊りは、必ずどこかが崩れます。

● 呼吸が動きと形に体を導く

● 力む瞬間が自覚できる

● 音楽は「呼吸する体から奏でられている」ことを知っている


これらは、

コンテンポラリーやBien-etre YOGAと

つながる部分です。


基礎は、表現のためにあるので

正しいことをしているだけで

伝わらなければ

やはり基礎は足りていないのだと考えます。


そしてなによりも

「基礎とは、今の身体を否定するものではありません」


今回の発表会では

10年ブランクがある方や

50代からバレエを始めた方が

お客様からたいへんご好評をいただきました。


YURIエコール・ド・バレエ・コンテンポラにおける基礎とは、

身体を壊さず、年齢を重ねても表現として踊り続けるための身体づくりです