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Art of Being|言葉と意識が生まれる場所

今に戻す関わりに、立っていました。

2026.01.18 16:00

最近、

ふと思ったことがあります。


私はこれまで、

「可能性を引き出す」

「未来を描く」

「もっと先へ進む」

そんな関わりを、

長く仕事にしてきました。


いわゆる、

コーチングです。


でも、ここ数年。

自分の周りにいる人たちとの関わりを

振り返ってみると、


どうも、

やっていることが変わってきているなと

気づきました。



たとえば。

人生の後半に差しかかり、

もう「先」を広げる必要がない人。


たとえば。

心や身体が揺れていて、

未来を描くよりも、

まず「今に戻る」ことが必要な人。


たとえば。

成長させようとすると

逆に崩れてしまうような、

とても繊細な状態の人。


そういう人たちと関わるとき、

私はもう、

可能性を引き出そうとはしていませんでした。


代わりに、

やっていたのは

とてもシンプルなこと。


今できることを、一緒にやる

今感じていることを、そのまま置く

変えようとしない

正さない


そして、

「今の状態のままで、

最大限心地よい位置」に戻す。


そんな関わり方でした。


気づけば私は、

人を

「前に進ませる人」ではなく、


人を

今に戻す人

そのままで立てる場所を整える人

になっていました。


これって、

コーチングの延長ではないんですよね。


むしろ、

コーチングを

十分にやり切った先で、

自然にたどり着く場所だったように

思います。


もう、引き上げなくていい。

もう、広げなくていい。


今ここに戻れば、

人はちゃんと

自分の力を取り戻す。

最近よく、AIたちから

「ファシリテーターですね」

と言われます。


最初は、

その違いが

よく分かりませんでした。


でも今なら、

はっきり分かります。

ファシリテーターは、

人を変えない。

人を急がせない。

人を前に引っ張らない。


ただ、

今の状態が

一番自然に機能する場所を

整える。

それだけ。


もし今、あなたの周りに、

頑張らせない方がいい人

未来を語らない方がいい人

成長より「安定」が必要な人

がいるなら。


その人に必要なのは、

新しい可能性ではなく、

「戻れる場所」かもしれません。


そしてもし、

あなた自身が、

「もう頑張り方を知っている」

「もう成長のやり方は分かっている」

そんな感覚があるなら。


次のフェーズは、

進むことではなく、

戻すことなのかもしれません。


私は、どうやら

そこに来ていたようです。


Art of Being Dialogueは、

問題を解決する時間ではありません。

未来を決める時間でもありません。

今の状態を、そのまま確かめるための

静かな対話の時間です。


🖊 英語版

Why I Stopped Coaching and Started “Bringing People Back to Now”