Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

合唱団ル・グラン

9thコンサート演奏曲紹介⑪ Dirait-on

2026.01.19 09:30

(前回記事はこちら)

前回の「Contre Qui, Rose」と同じ『薔薇の歌』よりもう1曲演奏します!

Dirait-on(Morten Lauridsen)

邦題:人は言うだろう

-------------------------------------------------------------------------------------------------

Abandon entouré d’abandon,

tendresse touchant aux tendresses…

C’est ton intérieur qui sans cesse

se caresse, dirait-on ;

se caresse en soi-même,

par sa propre clarté éclairé.

Ainsi tu inventes le thème

du Narcisse exaucé. 


おのれをゆだねきったものが おのれをゆだねきったものに囲まれ

やさしい柔らかさが やさしい柔らかさにふれている.....

それはまるでおまえの内部が

たえずおのれを愛撫しているかのよう

おのれをいつくしみ愛撫しているのだ おのれのうちで

みずからの光に照らしかえされて

こうしておまえは作り出す

願いがかなえられたナルシス という主題を

-------------------------------------------------------------------------------------------------

この詩で描枯れているのは、自らの美しさに満たされ、自分自身を慈しむ薔薇の姿です。

ギリシャ神話の美少年ナルシス(ナルキッソス)は、水面に映る自分に恋をして悲劇を迎えますが、

この詩に登場する薔薇は、自らの光で自分を照らし、幸福の中に咲き誇ります。

誰かに依存するのではなく、自分自身を肯定して生きる。

そんな自立した美しさと、満ち足りた喜びが表現されています。

ローリゼンは、この詩にどこか懐かしく、陽だまりのような温かいメロディを授けました。

ピアノが奏でる穏やかなリズムは、優しく揺れる薔薇の花を連想させ、

その上で重なる合唱のハーモニーは、花びらが幾重にも重なり合うような豊かさを持っています。  

今回演奏する楽曲の中でも一際あたたかく、スッと身体に染み入ってくる美しいサウンドを

ぜひ会場で体感ください!!


チケット購入はこちら