伝えたいことの表現力
ひとつの伝えたい事に対して 様々な表現を使うことについて、
また、別の人から同じ事を違う言葉で聞くことの意味
村上春樹さんのような表現?
になりました。
いや、恐れ多いですが💨笑っ
キッズのレッスンでもヨガでも注意してほしいことをどう言葉で伝えていくのか?
はインストラクターや先生ならば日々考えているポイント。
受け取ってもらいたい年齢、性別、その方の感覚、受け取り方などを観察しながら、いろいろな方向からの言葉で同じ事をアプローチしていきます。
そんな訳で、言葉の引きだし、表現力、語彙力、例え話などを日々リサーチしている。
どこかのヨガクラスやダンスワークショップなどに参加しても、拾っているものは言葉の表現。な事が多い私。
ちなみに Angelet(深谷) と Leafeaz(鴻巣)地域は近いけど、それでも伝わり方が違うと感じる事が良くある。
例えば伝えたいことを→バレエの一番で立つときの注意点として
あげてみると
①かかとをつけて、爪先を外に向ける
②膝も外側に向ける
③お尻とお腹を閉めて立つ
④肩を下げて首を長く
ここまで7、8割の子はだいたい姿勢の意識が出来てくる。
ただし難しいのはこの言葉で体がついてこない骨格の問題や筋肉の問題のある人。
そして、やっているつもりな人。
そこで様々な言葉使いを試して見ることになる。
④特に難しいのは肩を下げて首を長く。のところ。
そこで、
🌷首は長いけど肩が力が入り過ぎている人
→⑤肩の力をぬいて肩と耳を離すように
🌷肩を下げるとお腹が出ちゃう人
→⑥太ももとおしりの間の筋肉をきゅっと閉めて、肋骨をしめる。
😅ただし、このあとまた肩が上がったりするので、どちらの筋肉を先に鍛えるか、を考えてそのままにする場合もあります。
あまり例を挙げるとキリがないので、まあ例え話はこのくらいにして。
なので、同じ事を違う言葉で個人に響くように使い分ける事が案外大事です。
そして二つめ、
他の先生から同じ事を指導して、いただくとき。
大会レッスンになると、外部の先生に見ていただく事があります。
その時、全く同じ事を言っていても、伝わり方、受け取り方が違うことが良くあります。
伝え方が違うから伝わり方も違うのは当たり前。
だけど、
多分いつも同じ人から聞く言葉を別の人から聞くときに
→①あ、この先生にも同じ事言われたから、やっぱりやらなきゃ、とか
→②違う言葉使いでなんか納得できた、とか
→③その時の緊張感ですべてを吸収しようとしている姿勢からら理解が深まった
とか響き方が違いますね。
そして、今までやってきた、積み重ねてきた事が一気に開花したりする。
本当はいつもその緊張感で練習してっ‼
とも思うけど💨
でもでも、いつもそんなテンションを維持するっていうのは大変。
だから、その作業が言わずともできている子、お家でもテレビを見てても、なんかやってみよう、真似してみよう、っていう子は伸びます。
普段なんとなくダンスしてる、っていう子にいかに
そこの気持ちをいかに持たせてあげられるか、
がみんなが成長をしていく上で大事なのかな、と思う今日この頃です。
そしてこれが向上心というやつかな。
なので、ワークショップや、他の習い事もとても大事。
すべて繋がってるから。
やりたい事沢山やっても、ひとつの事に打ち込んでもいいから、今やっている事に向上心を持って取り組んで下さいね💪