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「ラップして冷蔵庫」は実はNG?

2026.01.23 00:10

― 開けた缶詰、その保存ちょっと待った ―

非常食としても、日々の料理の時短アイテムとしても便利な缶詰。

ツナ、サバ、トマト、フルーツ……と常備している人も多いのではないでしょうか。

でも、こんなことしていませんか?

> 「使い切れなかったから、とりあえず缶のままラップして冷蔵庫へ」

実はこの保存方法、あまりおすすめできません

缶詰が長持ちするのは「未開封」だから

缶詰は、

* 密封

* 高温・高圧で殺菌

という工程を経て、常温で長期保存できる食品です。

保存料に頼らず、物理的な処理で安全性を保っています。

ところが一度フタを開けると、その前提は崩れます。

もはや「普通の調理済み食品」と同じ扱いです。

 缶のまま保存がNGな理由

 ● 金属が溶け出すリスク

果物のシロップ漬けやトマト水煮など、

酸性の食品が入ったスチール缶では、開封後に空気に触れることで

スズが溶け出したり、サビが発生する可能性があります。

少量なら体外に排出されるとはいえ、

「わざわざリスクを取る必要はない」というのが専門家の見解です。

 ● 衛生面・風味の問題

最近のツナ缶やサバ缶は、内側に樹脂コーティングが施されていますが、

それでも一度開けた缶は密封できません

* 雑菌が入りやすい

* 冷蔵庫内のにおいが移る

* 風味・品質が落ちる

といったデメリットがあります。

 正解は「容器に移す」

使い切れなかった缶詰は、

1. 清潔な保存容器に移す

2. フタやラップで密閉

3. 冷蔵庫で保存

4. できるだけ早く食べ切る

これが基本です。

「缶だから大丈夫」は、開ける前までと覚えておきましょう。

 賞味期限切れの缶詰は食べられる?

缶詰の賞味期限は、製造から3年程度が一般的。

これは「おいしく食べられる期間」であって、

消費期限(安全期限)とは違います。

未開封で適切に保存されていれば、

賞味期限を数か月過ぎても問題ない場合もあります。

ただし、

* 開けたときに異臭がする

* 変色している

* 缶が膨らんでいる

こうした場合は迷わず処分を。

最後に:缶詰は「開けた瞬間から要注意

缶詰は便利で心強い存在ですが、

* 開けたら缶のまま保存しない

* 早めに食べ切る

* ローリングストックを意識する

この3つを守るだけで、安全性もおいしさも大きく変わります。

「非常食」だからこそ、

日常で正しく使い、正しく管理することが大切ですね。