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至福のあとは要注意!

2019.04.09 22:10

正(いいこと)のあとには、負(わるいこと)がくる。

得るものあれば、失うものある。失うものあれば、得るものある。

楽あれば、苦あり。苦あれば、楽あり。

この「正負の法則」は「カルマの法則」なみに寸分狂わぬ完璧さで働きます。


正がきている最中は心穏やか安楽な時間。ですが、いつまでものうのうと過ごしているのは危険。

負はいつなんどき来訪するか予測がつきません。それは一分後、もしくは一年後かもしれませんが、いつ来ても対峙できるよう、常に戦闘態勢をとることです。

何の用意もせず怠慢な日々を過ごしていると、予期せぬ災いにズタボロにされてしまいます。

幸せにいつまでも浸ってはいられません。幸福と不幸はセットなのですから…。


ここで、一発屋芸人さんの活躍を思い出してみてください。

突如スポットライトが当たって一時期は至福な時が継続。でも、それは長く続きません。

仕事もお金も激減して、借金や病といった大きな負に悩まされます。

それもこれも突然多くの正を得た対価。

幸福の頂上まで登り詰めなくても、手前でストップしておけば、それほど強大な惨事に見舞われなくて済んだのですが…。



また、西宮神社で毎年開催される福男選びも、正負の法則を物語っています。

検索すれば分かると思いますが、一番になった福男はその後様々な不幸に合っているのです。

女性問題や事故、病気に人間トラブルと…。二番手三番手ぐらいで満足しておけば負を回避できたかもしれません。

一位になって運を使い果たせば、残るは負のみ。

何事も多くを獲得するのは危険極まりないことです。