冬空
2026.01.21 01:00
雪降る空の向こうに
青い空が見えるのかな
小さなガラス細工みたい
君にも見せたいな
いつからか戻れない夜を
無理やり取り出して笑ってた
こぼれそうで揺らめいてた
この景色を溶かしていく
その想いを落とさないように
見えない月を見てた
真っ白な冬の静けさに
もう隠すのは無理だった
ずっと気付かないふりして
勘違いと言い聞かせて
ページをめくる手が震える
しおりを挟んだあの日の続き
こわくなって閉じたまま
だけどずっと抱きしめてた
君とのことが消えないように
記憶のかけら集めた
わからなくて眠れなくて
悲しいのに泣けないのは
涙さえ許されなかった
幼い自分がいるからかな
だから君に逢えて
嬉しかった
雪降る空の向こうに
青い空が見えるのかな
小さなガラス細工みたい
君にも見せたいな