「頑張らない」は、意志じゃなくて神経系の話
2026.01.23 23:00
「頑張らないほうがうまくいく」
よく聞くけど、
これを意志の問題だと思うと、
だいたい失敗する。
頑張らないようにしよう。
力を抜こう。
手放そう。
そう思った瞬間、
もう頑張っている。
本当は、
「頑張らない」は
選択じゃない。
神経系の状態。
人が頑張っているとき、
体の中ではずっと
警報が鳴っている。
間に合ってない。
失うかもしれない。
評価されている。
この状態では
交感神経が優位になり、
体は「戦闘モード」。
どれだけ
前向きな言葉を使っても、
体は休まない。
「頑張らなくていい」と言われて、
急に楽になる人がいるのは、
その言葉が
神経系に安全を伝えたときだけ。
安心した瞬間、
呼吸が変わり、
筋肉がゆるみ、
ホルモンが切り替わる。
そこで初めて、
人は「頑張らない状態」に入る。
だから、
頑張らないために必要なのは、
意志じゃなくて、
説得でもなくて、
覚悟でもない。
警報を解除すること。
- もう戦わなくていい
- ここは安全
- いまは大丈夫
体がそう判断したとき、
勝手に頑張らなくなる。
頑張らなくなった人は、
サボっているわけでも、
諦めたわけでもない。
ただ、
神経系が回復側に戻っただけ。
その状態のほうが、
結果的に
動きは速く、
判断は正確で、
人は集まりやすい。
「頑張らない」が難しいなら、
それはあなたが弱いからじゃない。
まだ体が
戦場にいるだけ。
先に必要なのは、
努力じゃなくて
安全。
また、書きます。