公約
こんばんは。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
突然の解散総選挙、突然の新党結成、国民不在で政治が盛り上がっています。後者について、中道改革連合の結成は政治の勢力図を分かりやすくすることで個人的には良いことではと思います。社会がより多様化・細分化している傾向からも、選挙制度からも二大政党制にはなり得なくて、ヨーロッパのように多党化する方向かと思いますが、連立であれ政権交代が常に起こる可能性・緊張感のある状況が望ましいと思います。
与党もその中道改革連合も、2年の時限か恒久かの違いはあるもののの、食品の消費税率0を公約に掲げています。他の野党も消費税率を下げる又は廃止を主張しています。だったら別に選挙せずにやったらええやん、選挙前にやったらええやんって思ったりもします。与党はあんなに渋ってたわけなのにホンマかいな?という気持ちもあります。
一消費者としては、食品消費税0は喜ばしいことではあるのですが・・・・
ただ一飲食店経営者としては手放しに喜べません、というか大変なことになるのでは?と思います。
間もなく確定申告が始まりますが、我々が納める消費税は、売上にかかる消費税から仕入れにかかる消費税をマイナスして計算します。例えばイートイン1000円の売上で、(食品)仕入が400円だとしたら、現在は1000円×0.1-400×0.08=68円です。これが食品消費税0になった場合1000円×0.1-0円=100円なので納税額は32円増えることになります。仕入値が下がるんだから上代は下がるだろう?って思われるかもしれませんが(食品価格から上代を直接イメージする方は結構多いです)そうはならないですし、この計算から分かるように値下げは難しいです。テマヒマの場合は簡易課税の適用を申請していますので実際にはこの計算とは違いますが、考え方は同様です。つまり食品消費税0は、飲食店にとっては実質増税の可能性があるということです。
納税額が増えるのに加え、食品消費税がゼロになるのなら、家で作って食べようとか、買って帰ろうとかと内食・中食に移るお客様、外食離れが起きる可能性もあり、飲食店には大きな打撃です。もしかしたら資金力・体力のある大手飲食チェーンなどが食品消費税0のタイミングで値下げキャンペーンをはったりするかもしれませんが、個人店には余力はなく淘汰されてしまうかもしれません。
食品消費税0政策を公約する政党はそういったことを考慮してるのでしょうか?考慮していないとしたら酷い話ですし、分かってて言わないのもまた酷い話です。どこに投票したらいいでしょうね・・・?
昨年末、高槻市内、テマヒマからほど近くにある10年選手の人気飲食店が2軒閉店しました。ただでさえ厳しい経営環境ですが、消費税により更なる不況とならないことを願います。。。
タイトル画像は本文とは関係ありませんが、テマヒマの冬の風物詩とも言える期間限定スイーツ、ぜんざいとお味噌食べ比べセット。今年も始まっています。
今日はランチはのんびりとした店内でしたが、逆にショップ利用の方が多く、お越し頂きました皆様ありがとうございました。今日とは一転、明日から金土日とランチの11時半、12時のお時間はご予約で満席となっていますので、少し遅めにお越し頂くのがおススメです。12時以降のお時間はお料理の確保予約(お席は空き次第のご案内)も承っております。
それでは明日も好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。
今日も一日お疲れ様でした、おやすみなさい。