おもちゃ『フレーベル第五恩物B』
今回取り上げるフレーベル第五恩物Bは、前回取り上げた第五恩物(記事はこちら)の直線を軸にした立方体・三角柱・小三角柱で構成されたものより高度で複雑な直線と曲線を組み合わせた応用的なものになります。「自由に組み合わせる楽しさ」が最大の特徴で形の違いや角度の差を意識することで 空間認識・バランス感覚・創造力 が育ちます。半立方体や角切り立方体を使うと、平面・立体・傾斜の概念を自然に学ぶ事ができます。
積木は全部で44こ。立方体12こ、曲線カット立方体8こ、半円柱12こ、4分割の三角柱12こで構成されています。
この第五恩物Bの特徴的積み木は、2つの立方体から切り出すことにより新たな変化を見出すことができ、4つの立方体を組み合わせるとさらに様々な形が現れ構成や想像の幅が広がります。
またそれぞれの積み木の断面を合わせると着尺がピッタリとあっている事が分かります。
何よりも直線の立方体と三角柱だけではなく、曲線を用いた円柱の登場により平面的構成もよりデザイン性が増すことになります。
また積み木の曲線が加わることで積み木を横に倒し、起こし、立てることで複雑でデザイン的な建築物などを作る事ができ、空間認識や比例・バランス感覚の発達を助ける積み木です。
第五恩物Bの遊びを通じて子どもは空間感覚の発達、ブロックを重ねたり並べたりすることで奥行きや立体構造を理解し、形と比率の理解や異なる立方体・直方体・三角形を組み合わせて比例やバランスを自然に学ぶ事ができます。また創造力と想像力や自由に構造物を作ることで創造的思考を養うことにもなります。小さな図形積み木を手に持ち正確に組み合わせることで手先の運動能力が向上し手指の巧緻性も磨かれます。
フレーベル第一恩物(記事はこちら)
フレーベル第二恩物(記事はこちら)
フレーベル第三恩物(記事はこちら)
フレーベル第四恩物(記事はこちら)