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アンティーク フェルメール

1820年頃のプリントのお皿。

2026.01.23 20:04

イギリス1820年頃のお皿(直径24cm)、絵柄が気に入り仕入れた。手書きではなくプリント模様、全体がブルーで殆ど白の余白が無い、それも気に入った理由。お皿は時々しか売れないので溜まっていく、かと思うと仕入れて直ぐに売れるときもある、イギリスから送ったときの箱から出して直ぐに売れてしまい殆ど誰の目にも触れないときもあれば素敵な物なのに何年もここにいるのもあったりで予測は不可能。ここが居心地が良いのか中々皆んな出ていかない。でも、仕入れるお皿の大半は一回見たら二度と見ない物が殆どなので矢張り僕は買い続ける、でも流石に最近は少し減らしている、何故か。置く場所が無いのだ、お皿は平置きするしかないので場所を取るのだ。今回のお皿は数年前にビル・ゲイツを店から追い出して怒らせた友人から仕入れた、その彼も今は長年やっていた店を閉めて田舎に籠っている。

イギリス人のアンティークディーラーは引退するときに、活動の幅を狭めながら徐々に引退する人と、全ての活動をやめてしまいイギリスのアンティークシーンから全く消えてしまう人の二つのパターンがある。一方で、アンティークが本当に好きな人は何歳になっても売り買いを続けている人も多い、仲の良いディーラーで八十くらいの女性で未だ現役ディーラーでで車を運転して早朝のプロが行くアンティークフェアーで仕入れてる人もいる。前日は別のフェアーに出ていて一日立ち続け、それから夜の一人ドライブで別の地方に移動し夜は僕と同じ宿に泊まり夜遅くまで他のディーラー皆んなとワインを飲み、翌朝もう四時に起きてテーブルで朝食を食べ五時半には眼を輝かせ多くの同業者に囲まれ仕入れている。凄いと思う、しかも美人で、とても雰囲気のある女性。こういう人には「引退」という言葉は無いのだろう。ここまでくると執念に近いものを感じる、それくらい好きなのだろう。何せこの女性は裕福なのでお金の為ではないのだ。僕はこの素敵な女性からは主にポートレートを仕入れる、品のある女性で仕入れてくる物も品が良い、眼が良いのだろう。今回の仕入れの白蝶貝の額絵も彼女からの仕入れ(2025、12/24の記事)。彼女は仕入れにも気合が入っていて、偶にイギリスの遠い田舎の小さなフェアーで偶然に会ったことも二、三度ある。マスオ、って呼ぶ人がいるので振り向くと彼女だったりで。僕はこの彼女の執念めいた情熱が凄いなと思うのだ、勿論心で思ってるだけで彼女には言わない、言葉に出して言うのは無粋な気がするから。そう言えば今回宿でワイン飲んでいるときに彼女に、抹茶とグリーンティーはどう違うの、と訊かれた。確かに、抹茶もグリーン色のティーだし。